教育専門家が無視した当会を国際ジャーナリストが絶賛(後編)
約20の公園を渡り遊ぶ、小3女子のプレゼン発表

当会 YKさん(小学3年生)**は、放課後や週末、杉並区・世田谷区を中心に、約20か所もの公園を渡り歩いて遊ぶ生活を送っています。
各公園では、自ら声をかけて友達を作り、遊びの輪を広げているそうです。
その体験を、昨年の英語プレゼン大会で発表し、
「20の公園の中からトップ3」を紹介してくれました。
プレゼンの締めくくりは、こんな一言でした。
Playing games at home is fun, but playing outside with my friends at parks is more exciting!
(家でゲームをするのも楽しいけれど、 公園で友達と遊ぶ方が、ずっとワクワクします!)
「野人」の感性を思い出させてくれたプレゼン
有紗さんのプレゼンを聞きながら、私は自分自身の小学生時代を思い出していました。
私は、信州の南端、アルプスに囲まれた長野県飯田市で育ちました。

放課後は、寄り道をしながら、約3時間かけて帰宅するのが日常でした。
信じがたいことに、塾に通い始めたのは小学6年生から、週末のフォニックスの英語塾のみ。
放課後は、学童も習い事もなく、自由な時間が広がっていました。
幸いだったのは、**一緒に道草をし、冒険ができる仲間と「里の自然」**があったことです。
スマートフォンも、ビデオゲームもない時代でしたが、今思えば、それも「幸い」でした。
夏は、田んぼでズボンをまくってお玉じゃくし取り。
冬は、段ボールで作ったソリで、傾斜のあるリンゴ畑を滑り降りる。
2メートル近くある小川を飛び越えようと挑戦し、毎日のように擦り傷を作っていました。
帰り際は「バイバイ」と手を振るのではなく、
**「オオーゥ!」
**と声を上げ、冒険の無事を祝うように手を合わせて別れたものです。
起業の原点と「冒険」の記憶
最近、会社に就職しながら、将来は起業を目指す若者が増えています。
私自身、NPOを含めると、これまでに三度の起業を経験してきました。
その原点を辿ると、
仲間と冒険を企画し、実行する面白さを、とことん味わった小学生時代に行き着くのではないかと、近年感じています。
ルソーが説いた「野人であれ」
さて、有紗さんが選んだ「トップ1の公園」は、杉並にある都立和田堀り公園のわんぱく広場でした。
理由は、ターザンのように遊べるスカイロープがあるからです。
ターザンといえば、「野人」。
実は18世紀に、『社会契約論』でフランス革命に思想的影響を与えた哲学者ジャン=ジャック・ルソーは、その教育論『エミール』(今でも民主教育のバイブルです。)の中で、こう述べています。
社会的視野――
「自分の幸福が、他者の幸福にどうつながるか」を考え始める思春期以前、
おおよそ6歳から10歳頃までは、
子どもは『野人』であってよい。
この時期は、知識を詰め込むよりも、
五感と身体全体を使って、
「自分は何が好きか」「何にワクワクするか」を、
野人のように、純粋に、徹底して追求することが最も重要だと、ルソーは説いています。
AI時代だからこそ、必要な感性
人類の総合知を集約したAIには、
生きる喜びの躍動感はありません。
自分自身の「生きる喜びの軸」を持たなければ、
AIを自らの幸福のために使いこなすことは、決してできないでしょう。
だからこそ、今から約265年も前にルソーが説いた「野人であれ」という視点が、今こそ必要なのだと思います。
当会の小学生たちのプレゼンには、
その**生き生きとした「野人の感性」**が、確かにはじけています。
下記、小学低学年生を中心とした、英語プレゼンの輝きの瞬間の写真をギャラリーにしました。
ご閲覧ください。(小さい生徒から順にアップしています。)↓

















