英語プレゼン通して、「セレクション」のセンスを磨こう!
想像以上のレベルに驚くも、それに甘んじてはならない
年長から小、中、高、大学生まで約100名が登壇した、今年の英語プレゼン大会が無事終了しました。
最終回、22日には雑誌AERAさんから、日本を代表する国際ジャーナリストの大野和基先生が、来春の1月末の同誌の英語特集号のために取材にいらしてくださいました。
「英語での発信力、何より想像以上にレベルの高いテーマ設定に驚いた。」との評価を下さいました。
同時に、「それに甘んじてはいけない。」と、下記のご指摘もいただきました。
「この英語スクールのプレゼン力は世界的に見たらノーム(当たり前)だ。これが日本で珍しいこと自体が問題だ。」
非常に納得しました。
今回、中高生が取り組んだ、戦争と平和、ジェンダー、教育格差、少子化問題、気候変動問題などの課題は、欧米の中高はもちろん、非英語圏、特にASEAN諸国では、学校の授業中に、普通に英語で、徹底的に議論しているのです。
来春、当会のような名もない、小さな英語スクールが、AERAさんのような全国誌で掲載されるのは、大変光栄で、広報につながるという期待がないわけではありません。
しかし、ない「受験英語は一切しない。世界へ発信する道具としての英語を獲得する。」
という当会の不動のミッションがより多くの方にシェアされ、現在の日本の英語教育のあり方への警鐘となれば、それが本望です。
日本の国力の低下の原因の一つは、英語力のなさ、本質的には発信力のなさであることは、間違いないと思います。
最終日には、日本マクドナルド社のサスティナビリティー部門の赤松慎太郎氏がゲストとしてプレゼンくださり、同社のESGs取り組みを紹介、「共に新たな社会指標を作ろう!」と呼びかける共に、
「皆さんのプレゼンを聞いていると日本の未来は輝いていると実感できる!」
と流暢な英語で励ましの言葉を加えてくださいました。
更に、当会とマクドナルド社をつないでくださった、SDGsおよびESG投資のパイオニアである、立教大学客員教授の河口真理子先生からはメールにて、
「単にSDGsについて語るのではなく、幸福のパラドックスという切り口で、自身の体験から滲み出るプレゼンは、人々に希望を与え、素晴らしいクリスマス・プレゼントとなりえるでしょう。」との祝辞のお言葉もくださいました。
英語プレゼンを始め、今年で15年目です。
まだまだ課題はあるものの、一つの地点に到達したともいえます。
これも、まだ世田谷のボロアパートで5名から始めた頃から、当会の教育の価値を深く理解、信頼し、お子様を預けてくださった地域の保護者の皆様、それを見事に、その子なりに、体現してくれた、一人一人の生徒さんたちのお陰と心より感謝申し上げます。
尚、掲載写真は、中高生たちによる、演台なし、ヘッドマイクで、全身で、時には歩いて発する、当会初のTED形式のプレゼン形式ですが、実は、この形式が世界のプレゼンのノームです。
(スライドの文言は、メッセージが確実に伝わるよう、日本語にしています。)
今後、小学生もこの形式にシフトしていきたいと思います。
今回、東大現役生講師のM先生も、モデルプレゼンターとして、当会の教育の希少性、当会で働くことのやり外を発信くださいました。
東大でも、やはりこうしたスタイルの英語プレゼンができないと、授業についていけないそうです。↓