大谷翔平50-50の偉業を通して英語表現をインプットしよう!
まるで、どこかの後進国。大統領選の行方は?
5月30日に、トランプ氏に、不倫「口止め料」を隠すための文書偽造などで有罪評決が下った。米国大統領経験者では、史上初のことだ。
Trump becomes first former US president to be convicted of felony crimes.
これに対し、バイデン大統領は、すかさず、下記の声明を出した。
”No one is above the law.”
(法の裁きを免れる者はいない。)
民主主義の原則である法令遵守を改めて強調したのだ。
実際、トランプ氏は、felony(重罪)として有罪判決が出ており、収監される可能性もある。
だが、当のトランプ氏、"I am Ok with it."と堂々とした構えだそうだ。
もし、トランプ氏が収監されれば、トランプ支持者たちが、暴動や革命を起こす可能性が高く、国内紛争にもなりかねない。
よって、トランプ氏の収監は、"breaking point"(越えてはならない一線)だそうだ。
こうした話を聞いただけで、「えっ、これ、どこかの後進国の話?」と思ってしまうのは、私だけだろうか?
今時、何を持って「後進国」というか定かでないが、少なくともこの事態、とてもG7やNATOのリーダー国、国連本部がある国で起きているとは思えない。
トランプはアメリカの行き過ぎた個人主義が生み出したモンスター?
私がニューヨークで学び、働いていた80年代後半、マンハッタンのミッドタウンにあるトランプタワーは新観光スポットで、その隣にあるティファニーにも、当時は中国人観光客でなく、日本人観光客であふれていた。
「まるで品の悪い現代版金閣寺みたいだな。いや、それ、金閣寺に申し訳ないか。」
などと思いながら、毎朝通勤時、スーツにスニーカー(当時の定番ファッション)でその金ぴかタワーの前を、足早に歩いていたものだ。
確かに当時からトランプは有名だった。
不動産王というだけでなく、前妻のへの何億という莫大な慰謝料が話題になっていたのだ。
だが、当時、そのトランプが、大統領になるとは思いもしなかった。
ましてや、民主主義の根幹をゆるがすような時代のアイコンにまでなろうとは。
良くも悪くも、ここまで豪放な人物は、日本社会では生まれえない。
逆説的かもしれないが、トランプは、個人主義が徹底した民主主義が生んだ怪物かもしれない。
いずれにせよ、米国大統領選フォローは、当中高クラスの定番タスク。
選挙開催の11月まで、逐次、レッスンで英語でカバーしていこう!
時事英語を日々カバーする中高生対象のGlobal youth英語会は下記参照ください。↓
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