謹賀新年
今日は父の日ですね。スーパーへ買い物に行ったら
papaの日に因なんで、1000円のステーキが880円で売っていました。
勿論買いました~(笑)
父が亡くなって今夏で3回忌を迎えます
大好きなお母さんと天国で幸せにしていると思います
ご飯もたけない父が、一人残されたのですから
父のショックは相当だったと思います
が、私のショックもかなりなモノでした
何故かと言いますと、父は変わり者で、私は子どものころから
確執があり、父の事がキライでした。
母が亡くなって半年経ったころから父の体調が悪くなりました。
一人暮らしをしていた父を心配して、私は毎日お弁当を作って
様子を見にいきました。
ある時、お弁当を持って行くと
父が「今日は何の用事だね。お父さんも忙しいので迷惑だ!」
と言うのです。ホラ始まった、変人パワー炸裂だ。と思うと同時に
「もう、何があっても2度と来るもんか!」と私は心の中で叫びました。
そんなわけで、2度と行かず、電話もしなかったら3週間目に
留守電に父から「お父さんだよ~。カコちゃんは、お父さんのことを
忘れちゃったのかな~」と伝言が入っていました。
本当に自分勝手で変人の父なのです
その後、父の体調はますます悪くなり、ようやく病名が分かったときには、
余命2年と宣告されました。
それからは、父と私の可笑しくもあり、悲しくもある
二人三脚の命の旅が始まるのです。
余命を宣告された父は、持っていた仕事を全て整理したいとの意向が強く
何処へも行けなくなっていたので、私が変わりに専門家を訪ね、役所に赴いて
残務処理にあたりました。始めての事で苦労はありましたが、
全てクリアしたときの父の安堵感と感謝の言葉が今でも思い出されます。
そのころから、父の私に対する態度は変わり、
父は「私はこの娘がいるから幸せです。この娘がいれば何の心配もありません。」
と人に会うたびに言うようになりました。
私には「ありがとう」の言葉を沢山くれました。
私もあんなにキライだった父の事を子どもの様に、可愛く思えました。
父が亡くなるまでの2年半は、私たち父娘の再生の旅だったのかもしれません。
(病気で痩せて、ちびまる子ちゃんのおじいちゃんみたいになりました)
天国のお父さん~。お母さんと二人で幸せでしょ。良かったね
今日は父の日。お酒を飲めなかった父に代わり、私が乾杯します
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