◆思い出の子ども服の行方は?捨てて活かす整理術
きれい収納&
大人片付けインストラクターの高橋和子です。
ブログに読者様から、「子ども部屋が狭く、子どもたちの持ち物で
いっぱいで、どうしたら片づくかアドバイスしてほしい」
とのお問い合わせを頂きました。
小学生ママのサークルでの講座でも皆さん、同じような子ども部屋の
お悩みを質問されますので、簡単に片づく3つのコツをご紹介しますね。
日本の住宅事情では、小学生になると子どもに部屋を与え、
上の子が中学生になるまでは、兄弟と2人部屋といった
ケースが多いです
狭い所に、2人分のモノです。学年が上がるたびに持ち物が
増えていくので、片づかないのもしかたがないと諦めがちになります。
6畳に、2段ベット・机2つ・本箱・作り付けのクローゼットもしくは
ロッカータンス。これだけのモノが配置されています。
そこで、狭い子ども部屋が簡単に片づく3つのコツです。
1:机の上には、何も置かない。
本立てが付いている机は、勉強に関係ある教科書や参考書など
すぐに取り出して使うモノだけを入れます
キャラクターグッズも机の中や見えない場所に保管
入りきらないモノを減らしますが、どうしても
捨てられない場合は、数を減らします。
机の上に何も置いていないだけで、子ども部屋は
スッキリと見えます。
2:ベットの上を整然とする。
朝起きた時に、掛け布団を直し、パジャマを
たたんで布団の上に置きます。ベットの上が
整然としているだけで、子ども部屋は、清潔に見えます
サッカー日本代表の長谷部選手は、毎朝、ベットを整える
ことから一日をスタートさせ、部屋を整える事は、
心を整える事だと著書の中で書いています。
3:机の前の壁には、何も貼らない。
机の前の壁に、アイドルやキャラクターのポスター・
カレンダーなどを貼っている子ども部屋が多いです。
目線をふと上げた時に、色とりどりのポスターがあると
集中できません。机に向かった時に、座っている位置から
ポスターを見えない場所に移動するだけで、勉強できる
環境作りが簡単にできます。
3つのコツの実践方法
一番先に出来るのが、№3のポスター移動です。お子さんと相談をして
(勝手に剥がすのはNG)机から見えない場所に即移動しましょう
№1の机の片づけは、日曜など何も行事がない時に、机の整理を
子どもさんに(低学年は一緒に)してもらって、1回リセットした
状態からスタートします。
この時、捨てるモノをもう一度、親御さんがチェックをして、
大切なモノを誤って捨ててしまうことを防ぎます。
毎晩寝る前など、学校の翌日の持ち物を揃える時に、机の上の整理を
5分間するルールを作ると習慣になります。
これも勝手に決めるのではなく、お子さんと話しあって決めて下さい
最後に№3のベットとパジャマの整頓ですが、これは躾として
大切なことです。
先日、就職氷河期の中、希望の会社に転職できた方のお話を伺いました。
面接時に、ソファーに座るとき、自分のカバンをソファー横の床に置いて、
その上に整然とたたんだコートを置いた所作が、採用ポイントのひとつに
なったそうです。常識ある所作ができると認められたわけです。
これは、まさに幼い時からの躾が現れたという事ですよね。
子ども部屋は、勉強をするための部屋でもありますが、子どもが休養し
成長するための場所でもあります。落ち着いた環境で子どもが
生活できるように、簡単に片づく3つのコツを取り入れてみて下さい。
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