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山木理代

思いやりの心を伝えるマナーアドバイザー

山木理代(やまきみちよ) / マナー講師

株式会社エサンシエル

コラム

さて、12月13日は何の日でしょうか?

2017年12月4日 公開 / 2020年5月29日更新

テーマ:伝統行事

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 大掃除 コツ

師走に入り、クリスマスの華やかな雰囲気に街全体が包まれています。
クリスマスが終わるとすぐにやってくるのが、大晦日そしてお正月。
皆様はお正月の準備を毎年いつ頃からされますか?

実はお正月の準備をスタートするのに最適な日があることをご存知でしょうか?
12月13日の「正月事始め」です。
旧暦の時代は12月8日でしたが、新暦になってから12月13日になりました。
鬼宿日と言って、縁起がいい日とされています。
お正月、歳神様をお迎えするために準備を始めるのに相応しい日、なのです。

昔は、この正月事始めに1年の汚れと穢れを清めるための「煤払い」をしました。


煤払い

神社で竹の先に藁を付けた「煤梵天」で高い場所を清めているニュースの映像などを
ご覧になったことがありませんか?
今も大切にされ続けている年中行事なのです。
そして、綺麗になったところで「松迎え」をしました。
門松を作るための松を山に取りに行っていたのです。大変な労力ですね!!

今の時代、家庭で「煤払い」は縁のない世界ですので「大掃除スタート」と思って綺麗にしたいものです。
ついつい、ギリギリになってからバタバタと準備に取り掛かりがちですが・・・
正月事始めの日を皮切りに、少しずつ進められたら気持ちに余裕が生まれそうですね。
と、自分自身に強く言い聞かせております(笑)

年中行事・伝統行事は今の時代、昔の様にするのは難しいことも多々あります。
でも、本質を見つめ直すと1年を無事に終えられる感謝と新しい年を迎えられる喜びが詰まっています。
節目の時だからこそ、皆でその思いを共有しながら更に感謝や喜びや願いを深めませんか?



エサンシエルでは、年末年始にまつわるマナーセミナーを開催します。
12/17(日)13時30分~『知っておきたい年越し・正月の作法&美しいお箸遣い』です。
おせち料理や注連縄、お年玉、祝箸・・・等の意味や由来を再確認しませんか?
お正月料理をいただくために欠かせない「祝箸」の美しい扱い方もレッスンします。
銀座での買い物のついでに是非参加下さいませ!
詳細は下記URLからどうぞ。
http://salon-de-essentielle.com/2017/11-19

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