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山木理代

思いやりの心を伝えるマナーアドバイザー

山木理代(やまきみちよ)

株式会社エサンシエル

コラム

テーブルマナーの原点は「相手に不快感を与えないこと」

テーブルマナー

2017年8月21日

お盆休みも終わり、少しずつ日常に戻りつつありますね。
皆様はお盆期間はいかがお過ごしでしたか?
私は故郷へ帰省して参りました。
日程を合わせて妹一家も合流したので、甥っ子達の賑やかな声に包まれた数日間でした。
一緒に食事をしていると、箸やフォークなどの使い方に必死な甥っ子たち。
上手く食べ物を摘まめないもどかしさ…
誰もがこのような時を経て、食事作法を身に付けていきますね!

太古より「食べること」は生きるため大切なことですが、一番の楽しみだったはずです。
ただ食べるだけではなく、人間は「理性」と「知性」で食べるという行為を美しく楽しく進化させてきました。
他の動物と違って、人間はナイフやフォーク・お箸などの「食具」を用い、食べるという行為に意味を持たせてきたのです。

歴史を紐解くと、食具が無い時代はどんな貴族であろうと料理を手掴みで、豪快にムシャムシャ…。
今では考えられませんが、そのような時代もあった訳です。
そして、ナイフやフォークが使われるようになったら、今度は使い方も人それぞれバラバラ。
お互いに「不快」に思うことも沢山あったことでしょう。そこから諍いが起こることもあったそうです。
これではいけない!ということで、使い方を統一し、お互いが不快に思わないようにテーブルマナーは生まれました。
そして、時代の変化には戦いもつきものです。
料理に毒を盛ったり、テーブルの下に凶器を隠し持っていたりと暗殺を企てたことも。
身を守るために、化学反応による色の変化でいち早く毒に気付けるよう銀食器が使われるようになりました。
他にも相手に危害を与えないサインとして、手をテーブルの上に出すなどのマナーも生まれました。
こうして、心から安心し楽しめるようテーブルマナーは磨かれていったのですね。

知らず知らずのうちに相手に嫌な気分にさせてしまう、という事はどんな方も本意ではないはずです。
そんなつもりではないのに、失礼なことをしてしまったり、間違って伝わることほど悲しいことはありません。
だからこそマナーがあります。
上でお話したように、一つ一つに周りへの意味が込められ、心を表しています。
マナーとは相手に不快感を与えず気持ち良く過ごすため、長い歴史の中で築かれた「かたち」です。
そして、その「かたち」は洗練された美しさでもあります。
美しいって無駄が無く、シンプルです。

マナーを身に付けると、相手とのミスコミュニケーションを防ぐことにも繋がります。
ですから、マナー力向上はまわりの方との円滑な関係構築にも大きな一助になります。

マナーの原点を紐解くと、奥が深くて面白い!と思いませんか?
そして、先人の思いや知恵が詰まっていることが感じ取れます。

フランス料理セッティング

サロン・ド・エサンシエルでは、食事のマナーをはじめ暮らしに必要なマナーレッスンを開催しています。
是非学びにいらっしゃいませんか?

サロン・ド・エサンシエル レッスン内容 http://salon-de-essentielle.com/personalmanner
レッスン日程のご案内 http://salon-de-essentielle.com/schedule

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