なぜ、大学進学後に勉強に困るのか?
本年度の3月頃に日本学習支援学会にて講演をさせて頂きました。
講演の後に大学職員の方からの質問で印象的だった内容を少し述べたいと思います。
「大学でも学習支援を行なっているが、利用率が上がらない。どうすれば良いですか?」
上記の質問を関西のある大学職員の方から頂きました。
この質問は本質的に大学での学習支援の問題となっているので私なりの分析をしたいと思います。
大学にある学習支援制度とは?
まず、前提として大学でも「学習支援制度」というのがあります。
学内に存在しています。キャリアセンターと学習支援センターがセットになっているケースもあれば、別々に存在しているケースもあります。
多くの場合は学習支援センターには職員がいて、そこで教えている先生は元教師の先生(印象としては高校の教員のOBが多い)などが多いです。
人柄的にも優しい先生が多くいて、非常に素晴らしいシステムとなっています。
こういう制度があるにも関わらず、なぜ、猫の手ゼミナールのような民間に依頼するのですか?という質問ですね。
最大の問題点は単発での指導となっている点
先に結論から述べますと、下記のような回答をしました。
「大学の学習支援の制度には大きな問題点があります。それは学生の学習フォローが単発での指導となっている点です。」
実は猫の手ゼミナールの運営法人である、(株)日本学術総合研究所では法人として学習支援コンサルティングという形で、学習支援センターのコンサルティングに何度も入らせて頂いています。
この関係から大学の内情にも詳しいのですが、どうしても大学の提供する学習支援はスポットでの指導となりやすい傾向にあります。
基本的に学習で最も大切な要素は一定の間隔で継続して同じ先生に学ぶことです。
学習の期間が空いてしまうと忘れてしまいますし、先生が変わると指導内容がリセットされてしまいます。
大学で提供する学習支援はスポットでの学習支援としては効果があり、有効ではあるが、上記のような本質的に学力を上げる体制を整える必要があるという点です。
多くの学生は大学の授業に全くついていけないと感じてから相談に来ます。
その状態でスポットでの治療をしても簡単には回復しないのが実情です。
猫の手ゼミナールは補助輪としての役割をしている。
弊社に受講する学生が継続して学習を行えるのは弊社が継続して学習をサポートする体制を整えているからです。
理由はシンプルです。スポットでは本質的な問題が解決しないからです。
弊社に入塾する場合は一定のコマ数の申し込みが必要となりますが、その理由は上記のような理由です。
受講生を増やすためにスポット指導を受け入れている塾もありますが、これでは本質的な問題が解決しません。
その上で、どうすれば学生が継続して学習することができるのかについてのノウハウを蓄積しています。(詳細は次回以降)
大学で継続した学習ができればベストである。
最後になりますが、本来は我々のような民間の塾が大学生の学習支援を行うのではなく、大学が学習支援の体制を整えることがベストであると考えてます。
実際に弊社がコンサルティング契約している大学では成果が出ております。
まさに、スポットではない、継続性のある、学習支援の仕組みづくりです。
ある意味で、この業界が最終的には無くなることが我々のゴールなのかも知れません。
猫の手ゼミナール


