婚活プロフィールの責任は自分に有る
結婚相談NPOの影山です。
私の周囲では割とスルーされているイメージが有り、早くも浸透しないのではないか‥と感じておりますが、今週の金曜日(2017/2/24)から遂にプレミアムフライデー(PF)が始まります。
お見合いの場でも話題に出てきそうなのでチェックしてみましょう。
プレミアムフライデーとは?
プレミアムフライデーは政府主導、官民一体で実施する「毎月末の金曜日は仕事を午後3時に切り上げましょう。」という呼びかけによる取り組みで、基本的には消費を促す為の施策とされています。
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プレミアムフライデー公式サイト
「プレミアムフライデー」というキーワードで検索をするとほぼ消費増を期待していると思われる業界・企業順に検索結果が表示されますが、旅行業や小売業を筆頭にサービス業が前向きのようです。
また、ワーク・ライフ・バランスを念頭においた働き方改革としての狙いもあるようですが、単に土日に分散されてしまうなどネガティブに働いてしまうのでは?という厳しい意見も有り、その点は社会実験的なものを抜け出せていない印象を受けます。
ところでこのプレミアムフライデー、企業サイドに対して強制力が有りません。
そのような状況で本当に根付くのでしょうか?
DeNAトラベルさんが実施した25~69 歳の男女 509 によると、プレミアムフライデー制度を「導入済み」 0.8%、「導入予定」 1.4%に対して、なんと「導入予定ではない」企業は55.0%もあったそうです。
とりあえず、すぐに我々の生活が変わるほどの影響は無さそうだと考えています。
婚活への影響も有る?
さて、このプレミアムフライデー、婚活への影響は有るでしょうか?
結論から申し上げると、細かい部分で色々と影響は有りそうです。
既に政府は全省庁にプレミアムフライデーを取得するよう求める文書を送っているそうです。各自治体の判断にもよると思いますが、今後、住民票や独身証明書など婚活開始時に必要な証明書取得の窓口業務にも影響が出る可能性があります。
実際には窓口業務には影響が出ないようローテーションなどを駆使すると思われますが、何せ一斉取得が原則なので未知の世界です。
今回ある自治体に問い合わせましたところ、窓口の方はプレミアムフライデー自体を知らず、長い保留・転送の結果「プレミアムフライデーの完全な実施は無理だと思っているので、窓口を閉める予定はありません。」との事でした。一安心(?)です。
また、元々土日のお見合いが困難な傾向にあったサービス業の方は更に婚活が難しくなる可能性があると想定されます。
実はプレミアムフライデーは元々矛盾を指摘されており、サービス業に従事されている方は逆に金曜日のお仕事が忙しくなるのではないか?という意見があります。
個人的にはまさにその通りだと考えており、平日お休みの方の婚活では仲人側にも状況に即した対応が必要になるので、今後は仲人選びがますます重要になるといえるでしょう。
産業構造が複雑なので正確に休日業務が発生しうるサービス業従事者数を出す事は困難ですが、総務省統計局の発表によると、平成17年時点で大分類でいう所の第3次産業就業者割合は67.3%、ホームヘルパー、介護職員などは増加率がとても高い事で知られています。影響を受ける方の人数はかなり大きくなりそうです。
良い面としては、単純に金曜夜のお見合い数や婚活イベント参加者数は増えると予測されます。
いずれに致しましても、既に結婚相談所等で婚活をされている方は担当仲人などに就業先の方針を報告をした方が良いでしょう。
そのうち、婚活プロフィールに「うちの会社はプレミアムフライデーも強制なので、月末金曜日のお見合いも大歓迎です!」のような文言が出てくるかも?しれませんね。
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