女性の婚活に大前提として要求される要素
本日は前回の続き、お見合い時のルールとマナーについてお話しします。
IBJ(日本結婚相談所連盟)のルールにそって、カギカッコにて私のワンポイントを加えていますが、基本的にはIBJに限らず、一般的なルールですので、いきなり親御様から「私の知り合いとお見合いしてみない?」と切り出されてもこのポイントさえ押さえておけば一安心です!
お見合い中の話題について
明るくハキハキ、終始にこやかに。お話し中はお相手の良い面を見つけるようにしましょう。フィーリングが合わない場合でも、不機嫌な態度はマナー違反です。相手に対する感謝の気持ちを忘れずに。
また、ご自身のこれまでのお見合い話やこれから予定しているお見合いについてお話しすることは避けましょう。お相手に対してもお聞きすることもマナー違反。初対面で過去の恋愛・結婚についての質問も絶対にやめましょう。
会話の中では、お相手に対する不満・中傷するような発言をしてはいけません。
「このフィーリングが合わない時に不機嫌な態度をとってしまうというのはどちらかというと女性側に多いようです。自分の損得勘定だけで判断せず、お相手も時間を割き、お見合い料を払って自分と会ってくれているという事を意識しましょう。」
時間と費用について
お時間は一時間前後で切り上げるのが目安です。お見合いの際のお相手女性様の「お茶代」については、男性が支払うのがルール&マナー。女性は、当然と思わず「ありがとうございます」の一言を忘れずに。
「ブライダルサポーターが独自に運営している親御様お見合いサポート会などでは、実はお茶代は割り勘をルールとしています。ただし、IBJを含む多くの場では男性負担をルール化していますので、必ず事前に確認しましょう。過去に女性の社交辞令「私も払います。」を真に受けた男性が割り勘にして揉めたという事例も聞きます。
ブライダルサポーターでは女性会員様に社交辞令は不要とご説明していますが、行き違いを防ぐ意味でも、親や知人によるご紹介の場合は一般的な男性払いを守った方が良いかもしれませんね。
カウンセラーによるお引き合わせやお見合い同席について
お相手の相談所によって、お見合い時にお引き合わせや同席でのご紹介がある場合もあります。お見合いに同席するカウンセラーの「お茶代」については、事前に担当カウンセラーに確認しておきましょう。(地域が異なるお相手様とのお見合いの際は要注意!)
「関西以外では特殊な事情が無い限り、同席はほぼしないと思いますが、お引き合わせはたまに有ります。地域が異なるお相手様とのお見合いの際は要注意というのは関西以外の方が関西の方、もしくは関西の相談所所属の方とお見合いする場合は確認しましょうという意味です。仲人さんがケーキセットなどを頼んで場の空気が悪くなる話しも聞きますよね‥」
連絡先交換について
お見合い時の当人同士での連絡先交換(名刺交換含む)はルール違反です。トラブルを未然に防ぐためにも厳守してください。
「通常、まともな婚活業者の場合、連絡先交換どころかフルネームの交換もお見合いで一度お会いして、お互いが交際を希望するまでは禁じられているはずです。逆にこれを許可している業者は婚活パーティーであろうと何だろうと問題有りだと私は思います。」
お見合いが終わったら
できるだけ当日中に担当カウンセラーまでご連絡ください。交際に進むかどうかの結論は、できるだけ早く出すのがお見合いのマナー。遅くとも翌日の午後1時までにはご報告ください。
「たま~にですが、お相手の出方を見てから判断をしたいとおっしゃる方がいらっしゃいます。しかし、これをして交際が成立した場合も私は交際が上手くいったためしを知りません。良いと思うならば早めにOK、そうでなければ早めにお断りするのが正解だと思います。」
違約金について
IBJシステムで成立したお見合いのキャンセルは出来ません。やむを得ずキャンセルする場合(当日15分以上の遅刻をしたことでお見合いが不可能と相手方が判断した場合も含む)は、所定の違約金をお支払いただきます。
「この違約金というのはルールが重要となる婚活では必要な制度です。実際に支払う事になるかどうか?はお相手が所属する相談所の判断が大きいのですが、理由の如何を問わず、作業的に請求してくる相談所もありますので、くれぐれもご注意ください。」
さて、2回にわたってお見合いのルールとマナーをご紹介してきましたが、いかがでしょうか?お見合いは誰しも緊張するものです。粗探しばかりせず、良いところを見つける場だと考えれば良いのではないでしょうか?
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