[会計・ファイナンス・IRの英語]英文メール・オープニング(出だし)のヒント

小林真美

小林真美

テーマ:ビジネス英文メール

わかりやすいビジネス英文メールの決めては”出だし”です。

ダイレクト過ぎると失礼になりかねませんが、まわりくどい言い方では伝わらない。

微妙なバランスをもって書き出すために有効なのが、シーンごとに使えるフレーズを身につけておくこと。

コピペではなく、基本をおさえ、状況にあわせて応用するイメージです。

英語で、わかりやすいメールをサクサク書くための努力は、思考の整理に役立ちます。

「あの人のメールはわかりやすい!」と言われるのを目指して、日々ブラッシュアップしていきましょう。

以下、具体的なシーンに応じたフレーズ紹介です。

お礼のメール


Thank you for your timely feedback.
タイムリーなフィードバックをありがとうございます。

I appreciate your immediate attention to this matter.
この件にご関心をお寄せいただきありがとうございます。

”appreciate"=感謝する という動詞はとても重宝します。
以下の例文のように、if ~ とあわせて使うことも多いです。
この時、"if"の前に "it"が入ることに注意ください!

I appreciate it if you can send your financial report immediately.
すぐに財務報告を送っていただければ幸いです。

状況確認のためのメール


Have you had a chance to work on this report?
レポートに取り組めましたか?

Would you let me know the status of your analysis?
分析の状況を教えていただけますか?

Could you follow up on this issue urgently?
この問題について緊急にフォローアップしていただけますか?

リマインダーのメール

I wonder if you had a chance to see my email.
私のメールを見る機会がありましたか。

If you haven’t done it already, please take a moment to respond to my inquiry.
まだでしたら、少し時間を取って私の質問に答えてください。

This is a reminder that we are waiting for your confirmation.
ご確認をお待ちしております。


リマインダーのメールって、かなり気をつかいます。
相手との関係性も考えながら、どれだけ丁寧にするのかを判断することが大事です。


ビジネス英文メールを上達する秘訣は、汎用的に使えるフレーズを学びつつ、それらをコピペではなく、状況に応じて応用する力を身につけることです。

本当に実務で役立つビジネス英語を学びたい方は、Biz英語塾にご相談ください。


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小林真美
専門家

小林真美(英会話講師)

Biz英語塾

財務・経理・IR担当者を中心にビジネス英語全般を指導。著書3冊『出世する人の英語』、『だれとでも会話がとぎれない!1分間ぺらぺら英会話』、『リーダーのためのビジネス英語フレーズブック』も大好評。

小林真美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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