仕事や人間関係がつらい。こんな悩みでもカウンセリングは受けられる?
さまざまなコンサルタント業が存在する中で、建設コンサルタントは一般の方からイメージしづらい業種と言えそうです。
建物の設計をする事務所や土木建設業とは違い、区分はサービス業となります。
専門職ながらコミュニケーション能力の高さなどが求められ、勤務時間も長くなりがちなことから、ストレスを溜め込んでしまうエンジニアの方も少なくないようです。
建設コンサルタントの仕事の特性について
戦後の業務拡大により、公共インフラの調達において、設計者(建設コンサル)と施工者(ゼネコン)が分離されました。道路や港湾、空港、河川や上下水道などの施工前の調査、企画、立案などの技術コンサルティングを行う企業、個人を建設コンサルタントと言います。
大半を占めるのが、国交省など国の機関や地方自治体からの仕事で、建設コンサルタント技術者は必要な資格を有し、業務においては国土交通省への登録が必要です。
専門的知識や技術を駆使した業務を行う建設コンサルタントには、仕事量に対し技術者の人数が不足しているという現状があります。
一人が抱える仕事量が多い上、期限が厳しい工程の依頼に対応するため、残業時間が増え。休日出勤も常態化されやすい業界と言えるかも知れません。
建設コンサルタントの不安・不満・悩みとは?
企画や設計という仕事の拘束時間は長く、業務を遂行しながら生じるさまざまな制約や調整事の処理、納得してもらえる提案方法の模索など、建設コンサルタントには多岐にわたる能力が要求されます。
さらに顧客との打ち合わせや社内でのコミュニケーションの機会も多いことから、体力的にはもちろん、精神的にきついという問題を抱えるエンジニアもいます。
そんなとき、「手を抜けない」「一人で抱えてしまう」という状況に陥りやすい人、真面目で仕事熱心な人ほど悩みは深くなり、問題を大きくしてしまうようです。
また、周囲も忙しくしていることから、つい同等の残業が当たり前だと思い込み、やがて仕事量や残業が多いことへの不満を募らせてしまうケースもあります。
不満や悩みとうまく付き合う方法、考え方の転換、解消方法など
建設コンサルタントが嫌になる理由として、「業務トラブルを起こしてしまった」「人間関係がうまくいかない」「残業が多い」「給与・処遇について不満がある」「他にやりたいことがある」「もう今の仕事には飽きた」「なんとなく嫌になってしまった」「将来性がないと思う」などが挙げられます。
しかし、たいていはこれらが複合したカタチで心の中で増幅していき、仕事に魅力を感じなくなる原因は、本人にとって不明確である場合が多いようです。
ここでの対処法として、「とりあえず仕事を辞める」という判断は、あまりおすすめできません。
しかしながら、現状のまま我慢し続け「心身を病んでいく」など、追い込まれてしまう状況も避けなければなりません。
まず、自分にとって何が一番大きな問題なのか、不安・不満・悩みの元となる感情を整理することが大事です。そして、自分で決めつけている制限を外す試みをしてみましょう。
解決策をいくつか想定して、自分ができることと自分ではどうすることもできないことの2つに分けて考える必要があります。
不安・不満・悩みを解消するための行動に移せないのはなぜでしょうか?
「~でなければならない」「~しなければいけない」という気持ちが優先しているせいで、選択肢がなくなっていることに気づいてほしいと思います。選択肢が狭くなると自分で自分を縛り付け、身動きできない状態を作り出してしまいます。
一端、その制限を外して考えることで、自分がどうしたいのかが見えはじめ、気持ちに余裕が生まれ、解決策が見えてくることもあります。
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