性格に合った目標設定をしよう
本日は意志のお話です。
私は気持ちと行動に変化を起こす心理ナビゲーターと名乗っています。
つまり私のセッションでは気持ちと共に行動を変えていただくことを
非常に大切にしているのです。
それは気持ちと行動の両方が変わらないと、変わりたいと思っている
クライアントさんの生活や人生そのものは変わっていかないからです。
そこで、行動を変える為のカギとなるのが意志なのです。
「意志」って日常でもよく使う言葉ですよね。
イタリアの心理学者、ロベルト・アサジョーリは意志には3つの側面があると
という考え方をしています。
1つ目は一般的に使われる「強い意志」
1つの事をやり続けるとか、決めた事を必ず実行するとか、
苦しみや困難に打ち勝つという時に使われる側面です。
2つ目は「たくみな意志」
これは、最小のエネルギーによって望む成果を得るために、
どうしたら良いか考えるといった時に使われる側面です。
自分の性格や能力に最も適した方法で何かを身に付けるとか
相手の特性にに合わせて対応するとか、無理や無駄を
出来るだけ省くなどに使われる側面です。
最後は「善い意志」です。
意志が強く、たくみでもこの「善い意志」が無いと、極端な場合
深刻な社会問題や悪事などと結びついてしまいます。
例えば、最近の逗子市のストーカー殺人など、何年にもわたって
相手を追い続ける強い意志とネットや探偵を使って相手を探す
たくみな意志を持っていたと思われますが、善い意志が欠けていた為に
あのような行動になってしまったのでしょう。
その目的が、自分にとっても相手や周り、さらには社会にとっても
心地よさや安心、満足、幸福などをもたらすものであることが必要なのです。
この3つの意志をバランス良く育てていくことで行動が変わっていきます。
3つの意志を意識してみて下さい。
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