ご参列の留袖着付け

杉山幸恵

杉山幸恵

テーマ:着付け

留袖
結婚式の主役は新郎新婦様であるのは当たり前ですが、ご両家のご両親様も当日は主役のお二人と同じぐらい主役ですから、お支度もしっかりさせていいただきます。写真撮影も前列の新郎新婦様と並ぶ位置に座られますし目立ちますからね。私は着付けの中でも留袖着付けは難しいと思います。

私たちは、花嫁さまの着付けはもちろんですが、花嫁様以上にご列席の着付けやヘアーはベテランスタッフが対応がしています。熟練した技術が要求されますから経験が必要ですね。

留袖着付けに要求されるスキルとポイントをまとめてみました。

①臨機応変の対応力
年齢も体系も様々に対応しないいけないのがが留袖着付けです。そのため、お客様に合った最適なスタイルに仕上げないといけませんから、お客様にご満足していただくためのコミュケーションの能力も必要です。

②技術面では、補正の見極め
最初からお仕上がりの帯位置を低く想定して細い方の場合はウェストのタオルを巻く位置を考える。この位置を計算違いになると後で後悔します。

③比翼が浮くのは紐・帯位置が高いから
着付けている時は比翼が浮いていなかったのに、着付けが終わると比翼が浮いていた・・という経験はありませんか?いくつかの原因はありますが、下記の点を気を付けてみてください。

・襟を止める際の3点ピンチの比翼の引きが甘い。
・コーリンベルトを止める位置が高い&比翼の引きが甘く止めている
・帯まくらのガーゼの落とし込みが足りない。
・帯の巻く位置が高い

とにかく、帯を低く落とし込むことに心がけてくださいね。以上の点を気を付けてみるときれいな胸元に着付けができると思います。これがすべてではありませんのでご参考にしていただければと思います。
留袖2

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杉山幸恵
専門家

杉山幸恵(着付け師)

株式会社 アントワープブライダル

今まで10,000件以上の着付けを経験し培ってきた顧客コミュニケーションを元に苦しくなく着崩れしない着付けに定評がある。プロの着付け師を育てる技術とビジネスマナーを指導。

杉山幸恵プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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