定期テストが悪かったとき、最初に見るべきは点数ではありません

仁田楓翔

仁田楓翔

定期テストが返却される時期になると、保護者様からよくご相談をいただきます。

「思ったより点数が悪かったです」
「前回より点数が下がってしまいました」
「勉強していたはずなのに、結果につながりませんでした」

お子様のテスト結果を見ると、どうしても最初に点数へ目が向いてしまいます。
もちろん点数も大切です。

しかし、本当に見なければいけないのは、点数そのものではありません。

大切なのは、「なぜ、その点数になったのか」という原因です。

同じ点数でも、原因はまったく違う


例えば、同じ80点だったとしても、その中身は生徒によって大きく異なります。
ある生徒は、内容は理解しているのに計算ミスや漢字ミスで20点を失っているかもしれません。
一方で、別の生徒は、単元そのものの理解が不十分で20点を失っているかもしれません。
この2人は同じ80点でも、次にやるべき対策がまったく違います。
計算ミスが多い場合は、見直しの習慣や途中式の書き方を整える必要があります。
理解不足が原因であれば、前の単元に戻って基礎から確認する必要があります。
つまり、テストで見るべきなのは、「何点だったか」ではなく、「どこで、なぜ点を落としたのか」です。

勉強時間よりも、勉強内容を見る


保護者様から、
「テスト前は結構勉強していたんです」と伺うことがあります。
しかし、ここで確認したいのは、勉強時間の長さだけではありません。
何をしていたのかが重要です。

例えば、
・ノートをきれいにまとめていた
・教科書を読んでいた
・答えを写して丸つけをしていた
・ワークを一度だけ解いて終わっていた
このような学習だけでは、点数につながりにくいことがあります。

定期テストで点数を取るために必要なのは、「自力で問題を解く時間」です。

分かったつもりで終わるのではなく、何も見ずに解けるかどうか。
ここまで確認して、初めて定着していると言えます。

「ケアレスミス」で片づけない


テスト後によく聞く言葉に、「ケアレスミスでした」というものがあります。
もちろん、本当にうっかりミスの場合もあります。

しかし、毎回同じようなミスをしている場合、それは単なるケアレスミスではありません。

問題文の読み取りが弱いのか。
計算の途中式が雑なのか。
単位や符号への意識が薄いのか。
見直しのやり方が分かっていないのか。

原因を細かく見ていく必要があります。
「次は気をつけよう」だけでは、同じミスを繰り返してしまいます。
大切なのは、気合いではなく仕組みです。

次回のテストに向けて変えることを決める


定期テストが悪かったときに一番避けたいのは、反省だけで終わってしまうことです。
「次は頑張る」
「もっと勉強する」
という言葉だけでは、行動は変わりません。

次回に向けては、具体的に何を変えるのかを決めることが大切です。
例えば、
・学校ワークをテスト1週間前までに1周終わらせる
・間違えた問題だけをもう一度解く
・英単語を毎日10個ずつ確認する
・数学は途中式を必ず書く
・テスト前だけでなく、普段から小テスト形式で確認する
このように、次の行動を具体的に決めることで、初めて改善につながります。

テストは「結果」ではなく「診断書」


私は、定期テストは単なる結果ではなく、学習状況を知るための診断書だと考えています。

どこができているのか。
どこでつまずいているのか。
何を変えれば次につながるのか。
それを知るための材料が、テスト結果です。

点数が悪かったからといって、すぐに叱る必要はありません。
まずは答案を見て、原因を一緒に探すことが大切です。
原因が分かれば、対策は立てられます。
対策が立てられれば、次のテストに向けて行動を変えることができます。

葛西・東葛西で定期テスト対策をお考えの方へ


ステップアップ塾BesQでは、葛西・東葛西エリアの小学生・中学生を対象に、定期テスト対策や学習相談を行っています。
ただ問題を解くだけではなく、
「なぜ間違えたのか」
「どこで手が止まったのか」
「勉強方法のどこに課題があるのか」
を一緒に確認しながら指導しています。

計算ミスなのか。
理解不足なのか。
暗記不足なのか。
問題文の読み取りなのか。

原因を見つけることで、次のテストに向けた対策は大きく変わります。
定期テストの結果が悪かったときこそ、学習方法を見直すチャンスです。

葛西周辺で定期テスト対策ができる塾をお探しの方は、
ステップアップ塾BesQまでお気軽にご相談ください。

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仁田楓翔
専門家

仁田楓翔(塾講師)

BesQ

自己肯定感を育て、子どもが自ら学び始める仕組みをつくる教育。小さな成功体験を丁寧に積み重ねることで、「できない」から「できた」に変わる瞬間を設計し、やる気に頼らず成績と意欲を同時に伸ばします。

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