ここ、整骨院ですよね?
恥ずかしながら、整骨院・接骨院の不正な保険診療、とても多いです。
特に徳島県は、大阪府に次いで『ワースト2位』である事は業界内ではよく知られた事です。
なぜこんなに不正な保険診療が多いのか?
なぜ無くならないのか?
色々と要因は考えられるのですが、私が考える一番の原因は、
『性善説に基づいた保険診療制度』と『保険審査の不備』
現行の保険診療制度、「不正な事は行わないだろう」とか、「不正な事をするはずはない」と言う『性善説』のもとで出来ています。
でも元来人間は欲張りですから、「バレない」となればいくらでも、不正を働きます・・・。
本来なら、『性悪説』に基づいて保険診療制度を作り込む必要があったんでしょうね(苦笑)
現行の保険審査、まったくチェック機能を果たしていません。
保険審査は月一回行われていすが、10名ほどの審査員が、徳島県下の整骨院・接骨院から提出される数万枚のレセプトをチェックします。
10名ほどで数万枚・・・
まともな審査が出来るでしょうか?
しかも、3時間ほどで・・・
絶対に無理でしょう(断言)
そんなこんなで、不正をしてもバレないのが分かっているんです。
では、不正な保険診療を無くす方法はあるのか?
徳島県を優良県にする方法はあるのか?
不正を完全に無くすのは難しいでしょうね。
整骨院・接骨院もアレコレ考えますし、そのための勉強会も開かれていますから。
でも、激減させる方法はあります。
それは・・・
国保・協会健保・組合健保・共済の係官が県下の整骨院・接骨院に出向いて、受付や施術を実際に査察すればいいんです。
一院につき一ケ月間、毎日行えば、相当数の不正を摘発できるでしょう。
院によっては、「ほぼ全部が不正」なんて事もあるでしょう。
不正が発覚すれば、営業停止は免れません。
不正によって受領した療養費は、返金しなければなりません。
そしてなりより大きい効果は、『その後の不正防止』です。
一度痛い目に合わせれば、「不正は二度とやらない」と改心する整骨院・接骨院も多く出てくるはずです(残念ながら、本当に痛い目にあわないと改心できないのが人のようです)
そうなると徳島県は、ワースト2位の汚名を晴らすだけでなく、『日本一の優良県』となるでしょう(^。^)y-.。o○