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原田恭兵プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

【未就学児】「遊んでばかりで大丈夫?」小学校入学前にたくさん遊んでほしい理由

原田恭兵

原田恭兵

テーマ:子育て

小学校への入学が少しずつ近づいてくると、

「そろそろ、ひらがなの練習を始めた方がいいのかな」

「周りには、もう足し算ができる子もいるみたい」

「うちの子は毎日遊んでばかりだけど大丈夫?」

そんな不安を感じる保護者の方もいるのではないでしょうか。

もちろん、文字や数字に興味を持つことはとても良いことです。

子ども自身が
「名前を書いてみたい」
「数字を読んでみたい」と思っているなら、
その気持ちはぜひ大切にしてほしいと思います。

ただ、
未来舎では、
小学校入学前の時期だからこそ
大切にしてほしいものがあります。

それが、

たくさん遊び、たくさん体験することです。

遊びは、
勉強が始まるまでの
「何もしていない時間」ではありません。

子どもたちは遊びながら、
見て、触って、考えて、失敗して、
もう一度挑戦しています。

そして、
その繰り返しの中で、
知識として「知っている」だけではない、
自分自身の力として身についたものが増えていきます。

今回は、
幼児期の「遊び」と「体験」、
そして未来舎が大切にしている「体得」について
考えてみたいと思います。

「遊んでばかりで大丈夫?」と心配になる保護者へ

小学校入学が近づくと、
どうしても周りの子が気になります。

「○○ちゃんは、もうひらがなが全部書けるらしい」

「○○くんは、もう計算の勉強をしているみたい」

そんな話を聞けば、

「うちも何か勉強を始めた方がいいのでは?」

と思うのは自然なことです。

しかし、小学校への準備を、

「入学までに何ができるようになったか」
だけで考える必要はありません。

文部科学省の幼稚園教育要領でも、
幼児の自発的な活動としての遊びは、
心身の調和のとれた発達の基礎を培う
「重要な学習」と位置づけられています。

子どもは遊びながら、
人と関わり、
体を動かし、
自分で考え、
試し、
失敗し、
また挑戦しています。

つまり、

幼児にとって「遊ぶこと」と「学ぶこと」は、
きれいに分けられるものではないのです。

積み木・砂場・鬼ごっこにも「学び」がある

例えば、
積み木で高いタワーを作っている子ども。

大人から見ると、
ただ積み木を積んで
遊んでいるように見えるかもしれません。

でも、

「大きい積み木を下に置いた方がいいかな?」

「こっちに置いたら倒れた」

「じゃあ、次はこうしてみよう」

と考えています。

そこには、
形、大きさ、高さ、バランスなど、
後の算数にもつながる感覚があります。

砂場でも同じです。

水を入れると砂が固まる。

入れすぎると崩れてしまう。

穴を掘って水を流すと、
低い方へ流れていく。

子どもは「理科の勉強をしている」とは思っていません。

それでも、

「こうしたら、どうなるんだろう?」

と考え、実際に試しています。

鬼ごっこなら、
ルールを理解し、
相手の動きを見ながら、
自分がどこへ逃げるのかを考えます。

友達と遊べば、
自分の気持ちを伝えたり、
相手の話を聞いたり、
ときには譲ったりする必要もあります。

幼児期の遊びには、
国語・算数・理科・体育などと
名前が付いているわけではありません。

だからこそ、

一つの遊びの中で、
頭も体も心も使っている。

ここに幼児期の遊びの面白さがあると思います。

「知っている」と「体得している」は少し違う

未来舎では、
子どもたちの学びを考えるときに
「体得する」ということも大切にしています。

例えば、大人から、

「水は高いところから低いところへ流れるよ」

と教えてもらえば、
子どもはその言葉を覚えることができます。

でも、砂場で自分で水を流してみる。

思っていた方向に流れない。

溝を掘り直してみる。

今度は水が流れた。

こうした経験をすると、

「知識として聞いた」だけではなく、
自分の経験を通して分かるようになります。

これが「体得」の一つの姿だと未来舎では考えています。

数についても同じです。

「3+2=5」と覚えることだけが、
数の学びではありません。

お菓子を3個持っていて、
あと2個もらった。

実際に数えてみたら5個になった。

友達5人に1個ずつ配るには5個必要だった。

そうした経験を何度も繰り返す中で、

「増える」

「減る」

「同じ数に分ける」

「どちらが多い」

といった感覚を少しずつ身につけていきます。

頭だけで覚えるのではなく、
見たり、触ったり、動いたりしながら自分のものにしていく。

幼児期だからこそ、
そんな学びをたくさん経験してほしいと思います。

「失敗して、もう一回」ができるのも遊びの良さ

遊びにはもう一つ、
大きな良さがあります。

それは、

たくさん失敗できることです。

積み木が崩れた。

泥団子が割れた。

虫に逃げられた。

縄跳びがうまく跳べなかった。

子どもにとっては残念な出来事です。

でも、遊びなら、

「もう一回!」

が自然に出てくることがあります。

積み木が崩れたから、
今度は下を広くしてみる。

泥団子が割れたから、
水の量を変えてみる。

虫に逃げられたから、
今度はゆっくり近づいてみる。

ここには、

「やってみる→失敗する→考える→やり方を変える→もう一度やる」

という流れがあります。

実は、勉強でも同じことが必要です。

算数の問題を間違えた。

漢字を書き間違えた。

テストで思ったような点数が取れなかった。

そんなとき、

「間違えたから嫌だ」

で終わるのか、

「どうして間違えたんだろう?」

「もう一度やってみよう」

と考えられるのか。

未来舎でも、
小学生・中学生の学習では、
間違えないこと以上に、
間違えた後にどうするかを大切にしています。

幼児期に遊びの中で何度も失敗し、
それでも工夫してもう一度挑戦する。

その経験も、
将来の「学ぶ力」の土台になっていくのではないでしょうか。

大人が何でも「勉強」に変えなくていい

子どもの将来を考えるほど、
大人は遊びを「勉強」に変えたくなることがあります。

例えば、
公園で子どもがダンゴムシを見つけたとします。

そこで、

「ダンゴムシの足は何本?」

「これは昆虫かな?」

「名前を書いてみようか?」

と、すぐに問題を出したくなることもあるでしょう。

もちろん、
子どもが知りたがっているなら、
一緒に調べるのは素晴らしいことです。

でも、
すべての遊びを大人が
「勉強」に変える必要はありません。

子どもが、

「これ、何してるんだろう?」

と言ったら、

「本当だね。何してるんだろうね?」

と一緒に見てみる。

「どこに行くのかな?」

と言ったら、

「ちょっと追いかけてみようか」

でもいい。

そして子どもがもっと知りたくなったら、
一緒に図鑑を開いてみる。

大人がすぐに答えを教えるのではなく、
子どもの「なんで?」を一緒に楽しむ。

それだけでも、
子どもの興味はどんどん広がっていきます。

「教えてもらったから知っている」だけではなく、

自分で見つけた。
自分で試した。
自分で考えた。

そんな経験を積み重ねることが、
体得につながっていくのだと思います。

小学校入学前だからこそ「もっとやりたい!」を大切に

小学校に入れば、
教科としての勉強が始まります。

ひらがなを覚えます。

漢字を習います。

計算をします。

教科書を読みます。

もちろん、そうした勉強も大切です。

でも、小学校入学前の今だからこそ、

「何をどこまで覚えたか」だけではなく、
「もっと知りたい」「もう一回やりたい」という気持ちも大切にしてほしい。

知らないものを見つけて、

「なんだろう?」

と思う。

うまくいかなくて、

「もう一回!」

と挑戦する。

試してみて、

「こうしたらできた!」

と気づく。

それを誰かに、

「見て!」

と伝える。

こうした経験の一つ一つが、子どもの中に蓄積されていきます。

遊ぶ。体験する。考える。試す。
そして、自分のものとして体得する。

未来舎では、この流れを大切にしたいと考えています。

だからこそ、小学生になってからも、
ただ机に向かって問題を解くだけではなく、
実験や体験、自分で考える機会も大切にしています。

「勉強ができるようになってほしい」

もちろん、それも大切です。

でも、その前に、

「知ることって面白い」

「自分でやってみたい」

「失敗しても、もう一回やってみよう」

と思える子になってほしい。

小学校入学前の「遊び」は、
そのための大切な時間なのかもしれません。

未来舎・NEXT佐古では、
子どもたちが学習するだけでなく、
さまざまな実験や体験を通して、
自分で考え、学ぶことを大切にしています。

未来舎ホームページはこちら
【参考資料】

文部科学省「幼稚園教育要領」

文部科学省「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」

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原田恭兵
専門家

原田恭兵(塾講師)

学童塾 (株)未来舎

子ども達一人一人をよく見ること、いいところがあったらすぐ褒めること、コミュニケーションをしっかり取ることを重視しています。だからこそ、それぞれの伸ばすべき個性を生かし、人間力と学力を育みます。

原田恭兵プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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