Mybestpro Members

岡正伸プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

祭壇にお棺を置くときの向きは、宗派によって異なるの?

岡正伸

岡正伸

テーマ:お葬式

セレモニー心 家族葬ハウス川内
葬儀の際、祭壇にお棺を置きますが、宗派によって頭の方向は左右異なるのでしょうか。

仏式の場合、故人様の頭の向きは、祭壇に向かって右、左ではなく、北向きもしくは西向きでご安置します。
それはお釈迦様がお亡くなりになった時、頭が北向き、顔が西向きだった話によります。

涅槃図(ねはんず)は様々な人によって描かれているので、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
顔を向けた西には極楽浄土があると言われ、周りの弟子たちが悲しむ姿が描かれています。
お釈迦様が亡くなられた時の「沙羅の木の下で頭を北に、顔は西を向けて、お身体の右側を下にして亡くなられた」頭北面西右脇臥(ずほくめんさいうきょうが)ということが由来で、その姿にならっています。
このようにお釈迦様と同じ姿勢をとることで、故人が極楽浄土に迷わず向かえるようにと思いを込めて枕を北に向ける習慣ができました。
一般的にご安置の際、住宅事情や会場の間取りなどで北枕が難しい場合は、西枕でも構わないとされます。
また、宗派・寺院によって方角に関係なく御本尊に向かって右側を頭にしてご安置する場合もあるようなので、葬儀の時には会場の作法にならいましょう。

もしもの時のために備えておきたい6つの事【詳しくはこちら】

資料請求でエンディングノートプレゼント!【フォームはこちら】

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

岡正伸
専門家

岡正伸(葬儀)

家族葬専門 セレモニー心

家族葬専門の葬儀社として、家族葬に特化した小規模な式場を展開し、故人やご家族の想いに寄り添い、かつ費用を抑えた葬儀を行う。またセミナーや個別相談で終活をアドバイス。

岡正伸プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

家族葬と終活アドバイスのプロ

岡正伸プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼