気をつけたい!お葬式から連想される日常生活のタブー②
かけ紙の書き方や種類など、よく分からず迷うこともあると思います。
“のし(熨斗)”とは、かけ紙の中央右上にある飾りのことを言います。
一般的に、のしの印刷された慶事用のかけ紙を「のし紙」と呼びます。
弔事のときは、のしは印刷されていないものを使うので「のし紙」とは言わず、「かけ紙」と言います。
お供え物につけるかけ紙について、表書きはどのように書いたらいいのでしょうか。
かけ紙について調べてみると、家族以外の人が御仏前にお供えしてもらうために送る品物には、『御供物』と書くようです。
では、法事や法要の際に、家族からお供え物を送る場合、かけ紙には何と書いたらいいのでしょうか。
地域によって違うのかもしれませんが、私の地域ではご家族から送るお供え物にも『御供物』と書きます。
仏式の場合は、蓮の絵が入ったかけ紙を使い、水引より上に『御供物』と書き、水引より下にフルネームを書くのが一般的です。
お金をお包みする不祝儀袋には『御仏前』と書きます。
墨の色は、葬儀の際は薄墨を使うのがマナーですが、法事などの場合は濃い墨でも問題ありません。
それぞれのシーンに合わせて、間違いのないように正しく使い分けたいですね。
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