家族葬のプロが教える「事前相談する前に決めておくこと」②
故人とともに埋葬する品を副葬品といいます。
日本では火葬率が99パーセントなので、棺に入れ一緒に火葬するものを指します。
副葬品には、故人が生前愛用していたものや好きで食べていたもの、遺族が思いを込めたものなどを納めます。
燃えずに残ってしまうものなどは避けた方がいいと思いますが、お菓子のビニール製の包装袋は入れてもいいのかよく聞かれます。
小さなお菓子やお饅頭などのビニール個包装ならそのまま納めることもありますが、袋菓子の包装は外して中身を半紙に包んで納めた方がいいでしょう。
スナック菓子などのアルミ蒸着フィルムは残りやすいので入れないようにしています。
また、よく好きだった飲み物を棺に入れたいとご希望される方がいらっしゃいます。
その時は、紙コップにティッシュペーパーを数枚入れて、少量の飲み物をティッシュペーパーに染み込ませます。
その紙コップを棺の枕元の角へ倒れないように差し込み、ご遺族様のご要望に応えられるようにしています。
葬儀会社や火葬場によって異なると思いますが、できる範囲柔軟に対応しています。
迷惑をかけないよう配慮をし、気持ちよくお見送りしたいですね。
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