家族葬のプロが教える「事前相談する前に決めておくこと」②
お葬式の事前相談をする前に、相談者側で考えておいたほうが良い事が3つあります。
最期の3つ目に決めておくべきなのが『人数』です。
お葬式のスタイルが決まっていれば、必然的に参列者の人数も決まってくると思います。
人数を限定しない一般葬のスタイルでと考えている場合は
何人お越しいただけるかがはっきりしないので、料理や会葬返礼品や初七日法要の手土産なども
多めに用意しておく事になります。
もう一つ重要なことが「誰に連絡をするか」です。
はっきりとスタイルを決めていないうちに臨終となり
慌てて多くの人に連絡をしていまって、後で家族葬で執り行う事は難しいです。
今までお話させて頂いた「事前相談する前に決めておくこと」の3つの要素は
すべてお葬式の流れに影響します。
という事は、お葬式の費用に影響するものです。
せっかく貴重な時間を使って、葬儀社に事前相談に行っても
これらの要素が不確定では、葬儀にいくらかかるのかという重要な点が見えてきません。
逆に言えば、これらの要素が決まっているのに、葬儀費用の見積もりが出せないというという葬儀社は
よい葬儀社とは言えないでしょう。
「葬儀のスタイル」 「場所」 「人数」 この3つは
自分たちで決めないといけない事柄です。
決められることは決めておくことで、事前相談がより具体的な情報を得られる
意味のあるものになります。
家族葬専門・セレモニー心 岡正伸