「はま勉」~大人の自習室iin浜松~を開催します!
ある農夫の飼っているガチョウが、毎日一個ずつ黄金の卵を産み、農夫は金持ちになる。
しかし、一日一個の卵が待ち切れなくなった農夫は腹の中にある全ての卵を手に入れようとして、ガチョウの腹を開けてしまう。
ところが腹の中に黄金の卵は無く、その上ガチョウまで死なせてしまい…
という寓話をご存知ですか。
黄金の卵を産むガチョウのお話です。
実際の企業経営でも、同じことが起きていると感じることがあります。
先代から経営を引き継いだ後継者が、気に入らないお客さんや従業員を切り、自分の言いなりになるイエスマンばかりを周りに配置した結果、一気に会社の業績が悪くなり…
破産申立ての相談の中に、こういったケースが多くあるのも事実です。
目先の効率の良さや大きな利益にとらわれると、本当に大切なものを失ってしまう。
日々得るものは少しずつであっても、それを積み重ねることで、長期的に見て大きな利益を生み出すことができる。
先代が大切に育ててくれた「黄金の卵を産むガチョウ」をどのように守っていくかが、後継者の課題かもしれません。