「シズオカ・ルーム」とは?
こんにちは!フレンドハウスの大石知広です。
地場産業の家具を中心としたものづくりの魅力を伝えるイベント
「Shizuoka-Products Forum 2025~モノでつながる3日間~」が
2/14(金)に静岡市のグランシップで始まり、
16(日)までの3日間、「家具産地・静岡」の歴史や技術、
異業種との協業事例などが紹介されました。
県内事業者ら約30社の協力を得て、
ドレッサーや茶箪笥、
テーブル、サイドボードなどを約50点展示し、
江戸時代から現代まで、
生活様式に合わせて変化してきた静岡家具の歴史をたどります。
浜松を拠点に展開する木工プロジェクト「チーム木工」が開発した
遠州織物を生かしたパーソナルチェア『HARI』や木製の車椅子、
突板を活用した自動車用ハンドルなど
異業種とコラボした製品が並ぶほか、
家具のある暮らしをイメージしたコーナーも設けました。

期間中は職人による椅子張り実演や指物・挽物技術の解説、
家具業界や素材、ブランディングに関するセミナー、
木材を使ってものづくりをたのしめるワークショップもありました。
小生が参加したセミナーは、
「家具産地から考える日本の広葉樹の今とこれから」。
森林総合研究所北海道支所の
嶋瀬拓也地域研究監による基調講演および
「しずおかプロダクツフォーラム」の委員長を務める
静岡大学人文社会学部の横田宏樹教授がファシリテーターとなって
パネリストと共に討論を行いました。
まず驚いたのは、会場が満席だったことです。
若干遅刻した小生は、
通路に補助席を用意していただいて拝聴しました。
天竜美林をはじめ、圧倒的に針葉樹林が多い静岡県で、
広葉樹をテーマにしたセミナーは、
集客が難しいと感じていたのですが、
その後に開催されたセミナー講師を交えた交流会を含め盛況でした。
パネルディスカッションでは、
経済学者(現代産業論)の横田先生が研究されている
「家具産地と森の社会経済学」
研究を支える2つの柱
①地域の木のものづくりと製品を介した産地社会の構築
②グローバルに広がる社会経済的問題としての自然・森林と人間との関わり
をベースに、
地場産業の視点を通して静岡の経済や社会や自然を学ぶことができました。
今後も家具企画・デザインの専門性を基軸に、
多様な企業・組織と連携し、
未来の社会に必要な価値や意味を探求し、
社会実装を目指します。
既存の価値にとらわれず、
新しい可能性を商品を通じて
発信してまいります。
次回のコラムもおたのしみに!
しずおかプロダクツフォーラム公式ホームページ
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyoshigoto/shokogyoservice/chiikisangyo/1062969.html
HARI | おもてなしセレクション
https://omotenashinippon.jp/selection/prize/2400-02-091/
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