民藝:柳宗悦によるライフスタイル提案

大石知広

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テーマ:イベント

こんにちは!フレンドハウスの大石知広です。

先日(2024.11.9)「民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある」に行ってきまし

にも綴りましたが、

展覧会の構成している3つの章について考えます。

第Ⅰ章は「1941生活展ー柳宗悦によるライフスタイル提案」。

1936年に念願であった日本民藝館が開館し、

柳らの活動と民藝の品々は周知されていきます。

1941年3月、柳は『生活展』と題した画期的な展示を展開します。

これは民藝館の展示室内に生活空間をつくり、

そこに民藝の品を置くという試みでした。

記録用の写真を見ると、

部屋の中央に大きなテーブルと椅子が置かれ、

その周辺に火鉢類、壁面に食器棚や長卓といった家具があります。

テーブルの上には、

敷物に皿、碗皿、蓮華、箸置などを置いたセットが4組配置され、

周囲に燭台や花器がセンス良く飾られている

まさに現代のテーブルコーディネートです。

日本民藝館「生活展」会場写真
柳はこれを「生活を示す総合的な展示」と位置付けて、

改めて民藝とな何かを視覚化して提示しました。

本章では『生活展』の再現を試みて、

柳が説いた生活の中の美『用の美』の紹介がありました。

民衆が日々用いる工芸『民藝』は私たちの生活のなかにあり、

それを活かすことによって、

暮らしはより美しく豊かになるのではないでしょうか。

民藝_144052
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もしよろしければ、ホームページをご覧いただき、

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現代の生活に溶け込む「これからの民藝スタイル」を

提案してまいります。

次回のコラムもおたのしみに!

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