「モノを持たない」というミニマリズム(最小限主義)
こんにちは!フレンドハウスの大石知広です。
昨年(2022.02.19)「家具メーカー相次ぎ値上げ」を考える
にも綴りましたが、
今年も家具・木製品は値上げラッシュのようです。
木材に限らずエネルギーも値上がりし、
世界的なインフレが加速しています。
日本は円安・ドル高で輸入や調達コストが上昇しました。
一昨年から続く「ウッドショック」。
要するに木材需要に供給が追いつかず、
価格が高騰し続けている状況のことですが、
価格は一時からピークアウトし、
高止まりが続いている状況です。
しかし、輸入木材の総在庫量は、
ウッドショックが始まる前をはるかに超えているのです。
輸出国からの木材の購入で、
他国と競り合って負けてしまう「買い負け」が続いていました。
日本は品質に求める水準がとても高く、
消費者のニーズに応えるため、
調達先に“Jグレード”と呼ばれる
非常に高いレベルの品質管理や品質基準を要求しています。
一方、他国は量の確保が最優先となっていて、
巨大な購買力を持っています。
品質に厳しく、小ロットで
価格にあまりプレミアムを乗せない日本よりも、
大量に買い付ける上に品質的な要求が少ない他国と
取引するのは必然かもしれません。
日本の優先度が低いため、
当初木材が入ってこなかったのですが、
ここにきて、最高値で注文した木材がどんどん入荷して
倉庫も満杯で品薄は解消されました。
最高値の木材が入れ替わるまでは、
業者の我慢も続きますが、
世界的に見ればまだ安価の水準です。
製品価格の高止まりを消費者が意識を変えて
応分の負担をするのか、それとも諦めるのか。
国産材も増産傾向ですが、
逆に高値が続かなければ林業そのものが、
持続できなるなるかもしれません。
国内で続いた30年以上のデフレは、
根本的な解決が難しい課題のようです。
木材はしばらく高止まりが続くと見ていますが、
良質な木材を安定的に確保することは、
木材安全保障につながるものであり
フレンドハウスの生命線でもあるのです。
次回のコラムもおたのしみに!
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