勉強と部活の両立のために
静岡県ではようやく休校が終わり、授業も部活も再開されましたね。
まだ油断は出来ませんが、このままコロナウイルスが収まり、
今後の学校生活が通常通り行われることを祈るばかりです。
3月の前半から5月までの約3ヶ月の休校期間を
生徒さんたちがどのように過ごしたか、
今回は自分が見させてもらっている生徒さんの
取り組みをご紹介したいと思います。
高3の生徒さんは、この期間に
大学受験レベルの英文法の学習を
重点的にやっていこうと決めて、
市販の問題集(400問掲載)を購入してもらい、
一冊やり終えることができました。
結果、文法の理解が深まり、
全体的な英語力も向上したと実感しています。
また、中3の生徒さんは、1・2年生の英語の復習と
不規則動詞の活用を覚えようと決めて、
毎日英語の書き取りをやってもらった結果、
ノートが90ページ近くに達し、
学年で一番英語の書き取りをしたと、先生にほめられたそうです。
もちろん活用も覚えられましたし、英語の苦手意識が大分解消されました。
この二人の生徒さんの取り組みを通して強調したいのは
使用した教材が教科書や学校のワーク、市販の問題集など
決して特別なものではないということです。
コロナウィルスの影響による休校中、
学校によって学習格差が広がることが
報道等で大々的に問題視されてきました。
確かに学校によって休校中の対応がかなり異なっていたので、
生徒さんの学習の進み具合に大きな差が出ていることは事実です。
しかし、この二人の生徒さんのように、特別な教材や環境がなくても
具体的な目標を定めて、日々コツコツ学習を進めることで
確かな成果や成長につなげることができます。
大切なのは、やはり「凡事徹底」この一言に尽きると思います。