返済の優先順位について
任意売却の相談者の中には、早めに住宅ローンを借換えていれば
返済が出来ていたというケースが少なくありません。
特に平成の初期あたりで、住宅金融公庫で借りている方。
この当時の公庫の金利は5%前後の固定金利ですが、
平成初期から現在まで金利は下がり続けており、現在民間金融機関の金利は
変動金利で1%を切っている銀行もあるので、返済金額に大きな差が出てきます。
例えば3,000万円を5%で30払いの場合は月々返済額が161,000円ですが(ボーナス払いは0円です)
1%で30年払いの場合は月々返済額が96,500円ですので、月々にして「64,500円」もの差が出てきます。
当時は5%でも民間金融機関より低かったなんて、今では信じられない話ですが、、、
一般の方は住宅ローンを借換えても、それほど得にならないとか、諸経費がかかるとかで
借り換えをしない方が多くおりますが、今すぐにでも検討してみてください。
借換えをしなくても借入している銀行に行き、他行で借換えを検討している!と言うだけで
金利が下がる場合もあります。(金融機関の方、すみません)
借入れた当時はまだ若く、収入もあり、充分返済が出来ると思いローンを組みますが
気がつけば定年退職をして収入は減り、住宅ローンの返済が出来なくなってからご相談される方が多数おられます。
私自身も14年間で2度、住宅ローンを借換えておりますので、是非検討してみてください。
今回は返済苦にならないための知識としてお役立ていただければ幸いです。
任意売却の相談料・着手金は不要です。
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