コーチとの対話の中で起こること、突破的な成果を生み出す仕組み(比喩的説明)
自分だけで、一つの事を考えて突き詰める事は難しい、だから・・
こんにちは、サポートコーチ出雲の山根浩二です。
私もたくさん経験してきましたが、1つのことを自分一人で考え続けることは困難です。
考えようとしても、周りにあるもの、浮かび上がる 別のこと、そもそも思考が 脱線していったりとかで なかなか一つのことを考え続けることは困難です。
例えば 少人数での雑談みたいなものです。最初の話題から別の話題にどんどんどんどん変わっていってしまいます。雑談 だからそれはそれでいいのですが、目的を持ってこれについて話をしようということについては、うまくいってないことになります。
目的地を決めて歩き出したのにいつまでたっても 目的地にたどり着けないということです。
例えば、経営者の方が 何かの決断を数ヶ月後までにしないといけない場合、時間がある時には常に考えているんですけど、日常業務 や、スタッフとの問題 家族との問題など、気が散る要素がたくさん出てきて、決断をするために考え出した時間が 別のことにどんどん 取られて行ってしまい、結局何も考えが進まなかったということがよく起こります。
そもそも人間の脳は、できるだけ エネルギーを使いたくないんです。だから深く考えるということについて 避けていこうとしています。楽がしたいんです。
決断するのはできるだけ早い方がいいのですが、その決断を考えることができないため、結局 期限いっぱいいっぱいになったり、期限切れになって 選択肢がなくなり、残った選択肢を選ぶしかない状態になってしまいます。
それも一つの選択のやり方かもしれませんが、理想的には早めに決断をしてしまって、早くその選択肢を選んで早い結果を検証する。そして次の選択を選んでいく、ということで物事が早く進んでいきます。
では どうしたら、1つの事の思考を深めて決断を早くしていくことができるのでしょうか?
その答えの一つが、コーチに手伝ってもらうということです。
コーチが ガイド役として、時間を決めて1つのテーマについて話し合う。コーチを相手に、自分の頭の中だけで考えていたことを言語化することができますし、自分自身で、語っていたことを聞くことにより、自己納得や気づきが起こります。
そして、話が本筋から脱線した場合には、ガイド役のコーチが本筋に戻してくれます。そうすることによって時間の無駄がなくなり、テーマについて より深く話をすることができるようになります。
ご自身の言葉で語ることによって、表面上の思考では見えていなかった。ご自身の深い考えが、浮かび上がることは多々ありますし、自分自身がそんな前提を持っているのか?ということに気づく機会にもなります。
テーマによっては その1回のコーチとのセッションの時間で、求めていた答えが出る場合もあります。
少なくともテーマについて話をすることにより、自分の考えが ゴールに向かって前進することは確実です。なぜならば そのテーマについて、自分自身の言葉でたくさん語ることができたわけですから、それだけでも前進しているわけです。
言語化するということは パズルのピースを作っていくということかもしれません。たくさんピースが手に入れば、だんだんと、絵柄が見えてくるというような状態ですね。
結局 迷ったり悩んだりしている時間がもったいないということです。今まで3ヶ月経っても決断できなかったことが、もし コーチと1時間話すだけで、決断できるとしたら、時間と労力がどれだけ節約できるのでしょうか?
自分自身で一番 納得のいく答えが見つけることができたとしたら、それにどれだけの価値があるのでしょうか?
私の行うコーチング セッションでは、とにかく クライアントに自由でいてもらうことにしています。セッション中でコーチの頭に浮かんだヒントを伝えることはありますが、受け取らなくても大丈夫です。ヒントを使ってご自身の考えを見つけれれば良いと思っています。
今回は 普遍的な話をしましたが、コーチと テーマを決めて話をするということに関しては、ありとあらゆる課題・問題について行うことができます。
一つ一つをセッションで言語化しながら、パズルのピースを作っていきましょう。