大阪都構想で大損。大阪の方損したくないですよね?
こんにちは、サポートコーチ出雲の山根浩二です。
社風を良くする方法
社員に頭を下げて協力をお願いする。
もっと良い会社にしたいと言う。そのために社員の方にもっと良い会社にするためには、どうしたらいいのだろうか?という事の知恵を教えてもらう。
社員が会社に不満を持っているということは、持っていれば持っているほど、本当は、こうなってほしい〜という希望の裏返しになっている。ということは社員の方には、理想の状態が見えているということ、そこまでの道のりを、社員を信頼して聞けば必ず出てくる。
肝心なのは、経営者が、それはできないという風に遮らずに、とにかく全てを聞き出すこと、もちろん全てを、すぐできるなんていうことはあり得ない。
これに関しては国家運営する政治家と同じかもしれない。様々な国民の声を聞き、その中で大多数の国民の幸せのための政策を打っていく、環境を整えていく、それと同じようなものになるでしょう。理想の政治に例えればです。
国家とは違い、限られた予算の中で行うことなので、たくさんの社員の話を聞く中で、出てきた共通項から行なっていくというのが優先順位になるでしょうね。
でもたくさんの社員の話を聞くことができれば、その中に会社に、こうなってほしいという希望があるのを分かると思います。
なんといっても、その業務の専門家は現場にいる社員です。よく言われる。「社長は現場の事を全く分かってくれない。」という言葉が表すように、経営者の理解と現在の環境との乖離が起こってることが多々あります。
もしかしたら、経営者には受け入れがたい事かもしれません。
それは経営者が自分の思い込みの世界の中で考えても、見えない見たくない部分かもしれません。すぐそこに存在してるけど経営者には見えないんです。しかし客観的になれる社員からすると全てが丸見えだったりするわけです。
分かっている人に教えてもらいましょう。ここで言う分かっている人というのは、決して知恵があるとか、経営能力が素晴らしいとか、そういう話ではありません。
あなたの会社を、あなたとは別の立ち位置から見ている方です。あなたには見えていない部分を、あなたとは違う人間だからこそ客観的に見れる方から、教えて貰いましょう。必ずあなたの盲点を見つけるヒントになります。
例えば「給料を上げて欲しい」などは出てくるでしょう。そうしたら、経営者は「そうなんだね、では是非教えて欲しい、どうしたら、今よりも利益を増やして、安心して給料を増やす事が出来るだろうか?考えを教えてください」
社員の答えを、経営者は心の余裕を持って聴いてください。社員の答えは、すぐに出ないと思います。でもそれを、社員が考えて出して来るまで、沈黙に耐えて待ってください。社員のチカラを信頼してください。
時には、経営者からの会社の実情を打ち明ける場面になるかもしれません。それは、チャンスかもしれません、社員の聴く姿勢が出来ている場面での話では、受け取り方が違います。そこで相互理解が深まり、社風を良くするという協力関係が構築されていきます。
それは、この機会を作らなければ生まれない時間かもしれません。
そして、全てを受け止めてください(受け入れるのでは、ありません)
きっと社員の意見を聞きながら、「そんな事出来る訳が無い」という気持ちも出てくるでしょう。
ここでコーチング的な考えが必要です。マイナスに考えると、出来ない理由は、無数に出てきます。でも「どうやったら、出来るだろうか?」という風に考えると、出来る理由が何かあります。自分と社員が協力すれば、会社は良くなる、社風は良くなるという前提を持って、考えてください。そこが突破口のキッカケです。
そして、アイデアや、考えた結果などを、文字にしてください。人の記憶はあいまいで、悪気が無くて忘れてしまいます。文字化する事で、記録になります。
そして、順不同で書き出してみてください。
そして画像のようなマトリクスで、付箋に書き出して、例えば、短期・長期、費用大・費用小など、あなたの考えた軸で、作成してみて、客観視してから、優先順位を付けて、第一優先から取り組んでください。
そして、社員と協力して継続してください。もちろんPDCAを回してください。必ず前進していますから。
外部から見ると、小さな一歩かもしれませんけど、あなたの会社に、とっては大きな一歩になります。