目標が明確じゃないから、叶わない・実現出来ない
来年2021年を迎える為に、視点を変える考え方
こんにちはサポートコーチ出雲の山根浩二です。
今日は新型コロナ禍の中で来年2021年に向けての考え方を書いてみます。
現在の日本は混迷の時代の中を過ごしています。新型コロナウイルスへの恐怖と政治の迷走に依る人災。まるで嵐の中のようです。
2021年になっても、根本的な転換が起こらなければ変わらないかもしれません。
そこで大事なのは、たとえ嵐の中であっても、飛行機で雲の上まで上っていくと、そこには青空が広がっているということに気がつくことです。
そうです、本物はいつも青空が広がってるんです。
今の嵐が一過性のもの、必ず過ぎ去ります。そうしたら青空が見えるんです。
今はほとんどの人が嵐の中にどっぷり浸かっている状態です。当然目の前には嵐しか見えません。それがこの世界の全てだと思い込んでしまうでしょう。
「明けない夜はない。」という言葉もありますよね。そして日本には四季があります。今までどんな災害が起ころうとも、必ず冬は終わり春が来るんです。
その上で、今何をするかです。とりあえず嵐の中の船を守ってください。家庭を守る・会社を守る・自分を守る。 制度でも借金でも、使えるものは何でも使う。そして周りに頼りましょう。「助けてください」と。
借金なんて、返してもいいし、返さなくてもいいし、逃げてもいいんですから、命に代わるものではありませんよね。
「自立とは、たくさんのものに依存すること」という言葉があります。世の中の間違った常識が「自立とは周りに頼らないこと」だと思い込ませています。
でも実は逆なんです。そもそも人間は生まれた時から、周りに頼らなければ生きていくこともできませんよね?
親に助けてもらい。誰かが作ってくれたものを食べ、誰かが作ってくれた服を着て、誰かが作ってくれた家に住む、誰かが運営してくれる国に住み、誰かが経営する会社に勤める。
社会生活を営む人間は、多くの人の協力の上で生活が成り立っているんです。例えば服、いつも裸でいるわけに行きませんよね。冬には凍え死んでしまいますもんね。体を守るために服があります。それは服に頼っているということ、服に助けてもらってるということ、服に依存してるということなんです。
そもそも依存してない人なんていないんです。
親に依存して、食べ物に依存して、服に依存して、家に依存して、国に依存して、会社に依存する。それが当たり前だし、それでいいんです。
逆から見ると、親に頼ってるんです。頼られるから親の仕事が出来るし、頼られた方は存在意義が見つけられるんです。必要とされるから仕事ができるんです。
そして自分が苦手な仕事を得意な人は、必ずいるんです。今は見えなくても、必ずその人が助けてくれます。
改めて、「自立とは多くのことに薄く依存している状態」というのが事実だと思います。
必ず嵐は終わります。だから今現在を生き抜いてください。そして嵐が終わった後に備えて準備をしてください。
ただじっと耐えてくださいと言うつもりはありません。自立するために、あらゆるところに頼ってください。要望を伝えてください。地元の議員に、国会議員に、窮状を訴えてください。
結局待ってるだけでは流されるだけです。一人の行動は小さいかもしれませんけども、必ず社会全体の中では影響があります。種を植えましょう。春になった時に芽が出るように。
そんなふうに考えて、来年を迎えませんか?
視点を変えて現実を見るということにも、コーチングはお役に立ちます。