やれば良いのは分かっているけれども 行動出来ない解決の手順
コーチとテーマに沿って話しをしていくという結果どうなるのか
こんにちは、サポートコーチ出雲の山根浩二です
コーチとの対話と普段の対話の違いについて書いてみます
通常は、対話をしていると、自分の話したい事を話すと、相手の方が意見とか持論とか感想とかと話しが広がっていきます、そして多くが脱線していきます、始めの会話とは違う話しに移行していきます、それが悪いのではなく、コミニュケーションというのが、お互いが影響しあうものですから、当然の結果です
そして、それが楽しいから他人との会話が楽しいという面もあります、話していると今まで知らなかった話しが聞けた、やれば良い事を教えてもらえた、教えてあげて喜ばれた、という事が楽しいですし、人間は話したい動物だと思いますから、誰かに伝えたいのです、話を聴いて欲しいのです、助け合って生活していく上には会話が必要なので、そうなっていると感じています
では、コーチとテーマを決めて話しをするという場合は、どうでしょう
テーマを決めて話しをしていくと、そのテーマについての話しを広げるのか深めるのかという風に進んでいきます、そのテーマの情報を全て語って貰って、さらに詳しく深く話してもらう事で、今まで口にしたことが無かった情報を語り始める事になります、今まで考えていたのかもしれないけど、言葉にしていなかった事を語ると、自分の口から語っているのですが、自分の耳にとっては初めて聴く話しという事になります、脳は新しい話を聴いた事になりますので、そこで気が付きます、「あーっ私はこんな事を考えていたんだー」改めて認識するという事です
別の意味では、「あーっ今まで考えていなかった答えが出て来たーっ」という事も良く起こります
そもそもテーマから脱線することもありますが、そこはコーチが意識を置いていますから、脱線がテーマに関係なくなり過ぎると{話しが脱線してるようなので、話しを元にもどしますね}とテーマに戻すという事を行います、そこが違います
なかには、脱線が大事な時もあります、それはテーマ自体が今考えるべき本当のテーマでは無かった場合です、その場合は、{今の話しを最初のテーマに戻って考えてみてください}と声掛けすると、新たな気づきが生まれる事が多々あります
コーチとテーマを決めて話しをするという事は、そのテーマについて独りでは考えれない領域にまで、思考を広げたり深めたりする機会になります、独りでは困難な領域の扉を開くと、そこには今まで気付かなかった選択肢や可能性、強みや考え方が隠れていたりします、それを発見して喜ばれるのを見るのがコーチの喜びでもあります