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コラム
加給年金と年金繰下げ
2022年3月18日
年金を繰下げすると、その間加給年金がもらえなくなりますが、ちょっと工夫すると年金を繰下げて加給年金をもらうことができますので、今日はそのお話をさせていただきます。
☆加給年金とは年下の妻がいる夫(逆のケースもあり)が受け取る「年金の家族手当」のようなもので、妻が65歳になるまで年間39万円の年金が受け取れる。
今回は夫と妻の年の差が5歳ある夫婦のケースでお話してみたいと思います。夫は65歳から年金を200万円(老齢基礎年金78万円、老齢厚生年金122万円)受給できる方で、妻は老齢基礎年金78万円のみの方として計算してみます。
年金の繰下げは、基礎年金と厚生年金どちらか一方だけを繰下げできます。加給年金は厚生年金に上乗せする制度ですので、基礎年金とは関係がありません。よって基礎年金を繰下げしても加給年金はもらえます。(今回の場合39万円×5年=195万円の加給年金がもらえます)その上、基礎年金を70歳まで繰下げすると基礎年金が111万円となり、厚生年金と合わせると233万円の年金になります。また夫が70歳になると妻の老齢基礎年金78万円とで合計311万円となり、年金を繰下げない場合(278万円)と比較して余裕のある生活ができると思います。基礎年金の繰下げをしたため、65歳から70歳までの年金額は161万円(繰下げをしない場合200万円)となりますが、高齢者雇用安定法が改正され、70歳まで働くことも十分可能な時代となりましたので、その収入もあれば十分生活はしていけると思います。
今回お話したことは、一つの方法に過ぎず、人それぞれですので、みなさんも自分にあった年金のもらい方を考えてみてはいかがでしょうか。
★ところで余談ですが、今日は強風注意報がでており、松江は10mの強風と雨でしたが、私はしじみ漁にでました。困難を乗り越えて行くことが成長につながるとの思いもあり、少し無理をしてみました。しかししじみ漁をしていたところ、強風の影響もあり、じょれんに繋いであるホースが、船のプロペラに絡まってしまい船が動かなくなってしまいました。これは大変なことになった、なんとかしなくてはと思い、ホースの絡まりを取ろうと悪戦苦闘としていると、近くで操業していた仲間が近づいてきて、そのトラブルを解決してくれました。本当に助かりました。今日はその方へのお礼の気持ちで一杯です。やはり何事も自分一人では解決できません。周りの人の手助けがあっての自分だということを本当に痛感しました。
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