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井原右治

個人向けライフプランの提案と企業の経営改善のプロ

井原右治(いばらゆうじ) / ファイナンシャルプランナー

株式会社Rightプランニング

コラム

個人信用情報について

2022年2月1日 公開 / 2022年2月15日更新

テーマ:個人信用情報の開示請求は簡単!

コラムカテゴリ:お金・保険

今日はローンなどの審査に必ず関係する個人信用情報についてお話します。

ローンの申し込みをして断られた原因の一つとして、信用情報機関に事故情報(いわゆるブラック情報)が載っていたケースがあります。この場合、金融機関等に聞いても詳しいことは教えてもらえません。総合的に判断して融資が難しいとかの回答が一般的です。時には信用に問題があると言われることもありますが、詳しく説明されることはまずありません。ですので信用に問題がありそうな場合、自分自身で信用情報機関に開示請求(情報を求めること)してみてはいかがですか。

日本にある個人信用情報機関は、「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」、「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」、「株式会社日本信用情報機構(JICC)」の3つです。

・全国銀行個人信用情報センター(KSC):銀行などの金融機関が加盟しています。
・株式会社シー・アイ・シー(CIC):クレジット会社や消費者金融などが加盟しています。
・株式会社日本信用情報機構(JICC):消費者金融から銀行まで幅広く加盟しています。

この3つの機関に情報を求め、ブラック情報等確認してください。(開示請求の手続きについてはネットで簡単に調べられます)基本ブラック情報などの登録期間は信用情報機関ごとに違いますが、短いもので6か月、長いもので5年から10年です。この間は信用情報機関と交渉などしても消すことはできません。しかし多くのものは期間が経てば情報が削除されますので、削除後にローンを申し込みすると信用情報が原因で断られることはなくなります。しかし借りたものが残っている状態ではずっとブラック情報が載ったままです。この場合は借入先に時効の申し出をするといいと思います。時効が認められれば債務は無くなり、借入先から信用情報機関に登録抹消依頼が行きます。その依頼に基づき、ブラック情報が削除されます。即、ブラック情報が削除される信用情報機関もあれば、一定期間経過しないと削除されない信用情報機関もありますので注意してください。

いつもローンが通らない人は信用情報に問題がある確率が高いと思います。自分で簡単に調べられますので、不安な人は一度信用情報の開示請求をしてみてはいかがですか。いつブラック情報が削除されるかおおよそわかりますし、残高のある分については、借入先に時効の援用(意思表示)をして、認められればブラック情報も削除されますよ。

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