水の摂りすぎは本当に体によくない?
【季節と年の節目】
明日は節分、あさっては立春。
中国では太陰太陽暦を使用するため、新しい年の始まりは立春です。
そして、東洋医学や九星気学など中国発祥の学問も同じ暦を使用しますので、新しい年の始まりは立春。
つまり、2月4日から年が変わります。
日本の暦ではすでに新しい年が始まっていますが、「立春」と聞くとなんとなく気分的に新しく何かが始まるような気がします。
そして今日は一粒万倍日でもありますので、こんな発表をしてしまいます!
「西洋医学のプロ向け ペットの東洋医学講座」
詳細はこちらのブログ記事をお読みください
募集はまだ先なのですが、概要だけ先にお知らせしちゃいますね。
西洋医学の病院でも少しずつ東洋医学を取り入れていけるような、そんな講座にしたいと考えています。
【春は名のみの風の寒さや】
さて、立春ともなると日が少しずつ長くなり、春の息吹が感じられるようになります。
梅の花がほころび、風もなんだかほんわかと暖かく感じられる比が増えてきます。
とはいえ、2月はまだまだ寒い日も続きます。
気象庁の統計では、月ごとの平均気温は1月が一番低いのですが、各月の最低気温で比べると意外にも2月の方が低いことが多いです。
体感的にも2月は一年のうちで一番寒い印象があるのは、この「寒の戻り」と呼ばれる寒さのぶり返しのせいでよけいにそう感じるのかもしれませんね。
この寒暖差・気圧差が激しい気候のため、この時期は体調を崩しがちです。
室内外の温度差に気を配りつつ、ローラー鍼で自律神経を整えてあげましょう。
もちろん、シニアにお灸は必須アイテム。
腰をしっかり温めて冷えを解消してあげて下さい。
【室温は高すぎてもダメ】
ただし、留守にしているときに寒いだろうからとエアコンをあまり高温にしておくのは逆に犬の体に負担をかけます。
夏の間は
「エアコンをかけて室温を25〜26℃に保ちましょう」とお話ししますが、
それはこれ以上室温が高くなると呼吸が荒くなり、シニアや心臓病の犬には負担になるからです。
外気温との兼ね合いで、せめて26℃ぐらいまでには抑えましょうという意味です。
冬も室温を26℃にしてしまうと、今度は暑くなって外気温との差が大きくなりすぎ、やはり体に負担をかけます。
本来、一番過ごしやすい気温は20〜22℃ですので、暖房のかけ過ぎにも注意してあげて下さいね。
それから、意外に忘れられがちなのは湿度です。
部屋が乾燥している家は多いですね。
湿度計を見ながら湿度は50%以上になるようにしてあげましょう。
外気との兼ね合いを見ながら部屋の環境を整えてあげて下さいね。
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