未病治のタイミングは「かかったかな?」と思ったとき
もう冬の養生法について話す
この前、しったらしく「秋の養生は〜」とか書いてましたが、暦の上では11月7日が立冬、つまりもう冬なんですよね!
カレンダーも残り2枚になってしまいましたし、なんとなくこの時期になると気ぜわしいというか、やり残したことがたくさんある気がしてソワソワしてきます。
でも、本来は冬は「閉蔵」の季節。
深く静かに閉じこもって、氣を養うべきときです。
気の利いた生き物たちは秋にたくさん蓄えて、冬には寝てしまいますよね。
(人間もそうできたらどんなに楽だろうか…)
というわけで冬の養生についてのお話です。
冬はとにかく体の陽気が発散してしまわないよう、動き過ぎて汗をかかないようにすることが最重要です。
「寒」は腎を損いますので、腰を冷やさないようにすること。
いつも言ってることですが、人間はお風呂に入ってゆっくり温まるのが簡単で効果の高い養生法ですね。
ペットの場合は、お風呂よりもやはりお灸が一番です。
腰をじっくり温めることで、冬に悪化しやすい椎間板ヘルニアなどの関節の病気や、腎不全・膀胱炎などの泌尿器の病気の予防ができます。
首回りを温めるのももちろん効き目がありますが、まずは体全体の気の流れを活発にするために腰を温めてください。
人間用の携帯カイロは低温やけどに気をつけましょう。つけっぱなしは
逆効果になるかもしれません。
こちらは我が家の犬猫にお灸をしているところです。
お灸の参考にご覧ください。
(この記事は2020年11月のメルマガ記事です。メルマガスタンドの移行に伴い一部変更してこちらに投稿しました。)
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