年寄りの体は本当に自力で熱を作れなくなっている
【体は動かさないと気が滞る】
新型コロナウイルスの感染拡大予防のために3回目の緊急事態宣言が出され、ニュースでも連日感染者の増加ばかりが取り上げられています。
医療崩壊を防ぐには一気に感染が広まり患者数が増えるのを抑えること、そして感染拡大を防ぐ一番の方法は人との接触をできるだけ避けることです。
こちらのサイトにそのメカニズムが詳しく説明されています。
https://www.washingtonpost.com/graphics/2020/health/corona-simulation-japanese/
とにかく密閉や密集を避けることが大事、ということで今回の緊急事態宣言のはずですが、諸外国のような強制力のあるものではなく、しかもみんなもう飽きてきたのか、あまり蜜を避けるような状況になってないような気がします。
家からできるだけ出ないようにしているというご家庭もあるようですが、せっかくのお休みなのにどこにも行けなくてストレスが溜まっている方も多いのではないでしょうか。
家にずっといると何がよくないって、ついつい食べすぎてしまうことですよね…
特に、ご飯、麺類、パンなどでんぷん質のものやお菓子やケーキなどの甘いものについ手が伸びてしまうのですが、ただでさえ体を動かしてないのにこういうものを食べ過ぎると脾胃に負担がかかります。
脾胃に負担がかかって弱くなると、脾胃の働きのひとつである水をさばくことがうまくできなくなり、
体がむくんだり冷えたりします。
この「冷え」がさらに免疫力を落とします。
この悪循環を解消するには、無闇に食べないことが一番なのですが…
あとは少しでも体を動かすこと。
汗をかくのも体から余分な水を追い出す効果があります。
家で手軽にできて効果が高いのはやはりラジオ体操でしょうか。
ブートキャンプよりは簡単ですしね！
【犬猫ももちろん運動が必要】
あまり天気がよくなさそうなゴールデン・ウィーク前半、家の中でくすぶっているとワンちゃん・猫さんもストレスがたまりそうです。
猫さんはいろんなおもちゃに反応するので、飼い主さんの工夫次第で運動不足は解消できると思います。
問題は、散歩に連れて行けないワンちゃん。
そこで、家の中で簡単にできるノーズ・ワークで脳トレとストレス解消をしてあげましょう。
やり方はとても簡単です。
フードやおやつを毛布の下、靴下の中、ハンカチの下…などに隠して、においで探させるだけ。
簡単にできるのに、鼻を使うことで犬の脳は活性化され、ストレスが軽減されます。
今はノーズワーク用の知育トイなどもありますし、ネットで検索すると手作りされてる方もありますね。
工夫次第で家の犬猫たちが頭と体を動かせるようにできます。
これも養生の一つですね！
(この記事は2020年4月のメルマガ記事です。メルマガスタンドの移行に伴い少し修正してこちらに投稿したものです。）
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