脳を活性化する刺激とは?
抑うつの解消には運動がきく
今年は寒いお正月でしたね。
寒くて体が縮んでやる気がなくなってませんか?
「なんとなくやる気が出ないときにはとりあえずジャンプするといい」
という話を聞きました。
実は、人間の抑うつ状態と運動の関連についてはいくつもの論文が出されています。
・たとえわずかでも運動することがうつ病の発症を予防するという、カナダの論文
・座りっぱなしの人が運動することで抑うつを解消できるというオーストラリアの論文
・高齢者が座りっぱなしから少しでも体を動かすことで老年期うつ病の予防につながるという日本の論文
などなど。
うつ病治療にも使われるセロトニン
これには、脳内で分泌される神経伝達物質やホルモンなどが大きく関係していますが、いわゆる「うつ状態」を和らげるのにセロトニンという神経伝達物質が重要な働きをします。
脳内で合成されたセロトニンは、
・生体リズムの維持
・睡眠や体温調節
・気分障害や感情的な情報をコントロール
・精神を安定させる
などの機能があり、心身の安定のために重要な役割を果たしています。
そして、そのセロトニンを手っ取り早く増やすために、
・日光に当たる
・運動する
という方法があります。
特に、一定のリズム運動がセロトニン神経を活性化させるという報告があり、それによるとジョギングやウォーキング、ガムを噛むなどの他に、座禅による呼吸法でも活性化するとのことです。
また、鍼治療でもセロトニン分泌が増加することが知られており、鍼が痛みを抑制したり心身を安定に導く作用の1つと考えられます。
ローラー鍼にももちろん同じ作用が期待されますので、毎日続けることで心身が安定し、緊張が緩和することで自己治癒力を促すんですね。
心身の維持に重要な働きをするセロトニン。
まずは日光浴と散歩、それに毎日のローラー鍼コロコロから始めてみましょう!
(この記事は2019年11月21日のメルマガ記事です。メルマガスタンドの移行に伴い、こちらに投稿しました。)
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