ペットを触る手に力がはいっていませんか?
滋賀ペット治療院の山路です。
滋賀県でペットの鍼灸整体治療をしています。
ペット鍼灸セラピー、あんまり聞き慣れない言葉ですよね。
それもそのはず、これは「一般社団法人 ペット鍼灸セラピー協会」が作った言葉なのです。
ペット鍼灸セラピー協会は、「鍼灸の手技を応用して飼い主さんの手でペットのケアをする」ことを目的に設立されました。
そこで広めているのが、刺さない鍼やお灸などを活用して、家庭でできる犬・猫のケアです。
誰にでもできるペット鍼灸セラピー
鍼を刺して治療することは、人間の場合は鍼灸師の資格が必要です。
動物の鍼治療には、獣医師の資格が必要です。
でも、刺さない鍼やお灸などを使って、飼い主さんが自分の手でペットのケアをすることは治療に当たりませんので、どなたでもしていただくことができます。
こちらの写真は刺さない鍼の一種である「ローラー鍼」を使ってペットのケアをする講座の一コマです。
ローラー鍼は、もともと小児鍼と呼ばれ、赤ちゃんの夜泣きや疳の虫を治すのに使われる鍼です。
皮膚の上を優しく転がすだけで、血行をよくし、むくみや冷えを解消し、自律神経を整え、免疫力をアップします。
小さいのにすごい効果の現れる器具です。
実際に、ローラー鍼を使い始めてからシニアのワンちゃんがよく眠るようになったり、若いワンちゃんに落ち着きが出たり、猫さんの食欲が戻ったなどという話をお聞きします。
お灸を民間療法と侮るなかれ
お灸も昔からある療法ですが、体調の維持回復にとても効果があります。
最近はツボの本などと一緒に台座灸が売られていたり、ちょっとしたブームになっているようですね。
犬や猫には毛が生えていますので、直接モグサを置いたり台座灸を置くことは難しいので、棒灸というものを使ってツボを温めます。
棒灸にもいろいろな種類があり、それを使うための器具も様々です。
どれを使ってもいいのですが、ペットの好みと状況で使い分けています。
お灸は熱ですので、気を補うのにとても効果的です。
東洋医学では気の滞りが病の原因と考えます。
そして、気が滞る原因で一番大きいのは「冷え」です。
お灸は熱で、直接冷えを解消します。
当院では、ペット鍼灸セラピー協会の認定を受け、家庭で誰でも簡単にできるペット鍼灸セラピーについてお教えする講座を開催しています。
愛犬・愛猫にとっても飼い主さんの手でケアされることが一番の癒やしとなります。
日本中、どこの家庭にもローラー鍼やお灸でのケアが広まるといいな〜と思います。
興味を持たれた方はセミナーページもチェックしてみてくださいね。
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