工務店や設計事務所任せの煙突施工

金子稔

金子稔

テーマ:煙突工事のやり直し

薪ストーブライフに於いて大切な事。

①安全な煙突施工

②薪の乾燥具合

この①②が最も重要となります。

薪ストーブの機種なんて・・・・っていうとメーカーさんに叱られちゃいますが・・・

機種の性能は二の次です。(笑)

エンフリーでは基本的に他社(者)様が施工した煙突でも掃除をお受けしてます。

それは、『ストーブ難民』と呼ばれる薪ストーブユーザー様を増やさないためです。

でも正直自分の知らないユーザー様宅の煙突を見るのはドキドキします。

実は先日、煙突にブラシを通すことのできない現場に遭遇しました。

この4年間で初めての体験をしました。

煙突内部にブラシを通すことのできなかった理由です。

・上部2重煙突の支持が甘く、荷重がシングル煙突にかかっていてシングル煙突の接続部が変形して曲がりと隙間が出来てしまっている

・ストーブのバッフル板が溶接されていて落としたススを掃除することができない。

つまり、2重煙突とシングル煙突を分離することができず、(万が一力尽くで外せたとしても現状復帰できない)ススをストーブ内部に落とせたとしてもそれを吸い取ることができないと言う事です。

ブラシを通す圧力でシングル煙突部が更に変形してしまいそうでもあります。

お手伝いさんもいらっしゃる立派なお宅ですので施工業者選びも設計事務所任せだったのかと思います。

建物は立派・・・でも煙突が貧弱(危ない)というケースが多いのには理由があるのですね。(汗)

①大工さん(工務店)施工の煙突VOL1
②大工さん(工務店)施工の煙突VOL2
③大工さん(工務店)施工の煙突VOL3

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金子稔
専門家

金子稔(建築家)

エンフリー

薪ストーブ、ペレットストーブ専門の住宅コンサルタントとして、新築住宅の間取り設計段階から丁寧なアフターフォローまで、快適なストーブライフを送るためにさまざまなアドバイスをさせていただいております。

金子稔プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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