国産手作り薪ストーブの商品開発VOL2
どこで洗脳されてくるのかわかりませんが・・・
『鋼板製の薪ストーブだから針葉樹でも燃やせるんですよね』
そう言われるお客様がいらっしゃいます。
口酸っぱく言ってますが・・
欧米の薪は針葉樹がほとんどです。
針葉樹は悪者で、取り扱い難い薪と言っているのは日本の一部の薪ストーブ屋だけです。
『針葉樹を使うと炉内が高温になるから鋳物では耐久性に問題があります!』
これが鋼板のストーブを販売したいストーブ屋のセールストーク。
そんな話に洗脳されるのは今のネット社会においては情報収集不足だと思います。
大人の事情で、『売りたいストーブ』
現地で5万円くらいの薪ストーブが日本に輸入されて50万円、60万円の上代で売られています。
半額セールなんて言葉に飛びついて、『THE END』 です。
鋼板製の薪ストーブであれ鋳物のストーブであれ・・・薪を効率良く燃焼させるにはそれなりのテクノロジーが必要だという事を理解してほしいと思います。
良い薪ストーブは素材の違いではなくて空気の取り込み方や排気経路に工夫がされているものです。
日本国内にも手作りの薪ストーブ工房が沢山あります。
その全部をご紹介するのは無理なのでここでは2社の工房さんの薪ストーブをご紹介いたします。
長野県下伊那郡のイエルカワインさんです。
局面のボディーがなんとも愛くるしいデザインのイエルカストーブ。
イエルカワインとはご主人様(チェコ出身)の本名です。
決してワインを作っている方ではありません。
僕も当初、薪ストーブとワインを作っていると思っておりました。(笑)
長野で35年もの歳月を薪ストーブ製作に尽くしておいでです。
イエルカストーブの特徴はそのデザインの斬新さと空気の取り込み方ではないでしょうか。
イエルカさんの薪ストーブはヨーロッパにおいて学んだノウハウが詰まっているとのことです。
そして便利なオーブン室を備えており色々なお料理を可能にしています。
僕が訪問させていただきました時も初めて拝見するデザインのストーブが展示されていました。
そしてもう1社が同じく長野県松本市の翔武さんです。
翔武さんの作る薪ストーブのブランドは、「Eigth Knot」です。
元々はバイクの精密パーツなど製作されていましたバイクショップでした。
その翔武の上原社長が手掛ける薪ストーブのクラフトマンシップを感じることのできる逸品です。
僕も何百もの薪ストーブを設置してきておりますがエイトノットのBQシリーズ程、ガラスが汚れない薪ストーブを他にしりません。
燃焼空気の取り込み方、排気経路・・相当な試行錯誤の上での賜物だと思います。
日本製の優秀な薪ストーブがドンドン出てきて欲しいですよね!
そして最後にちょっとだけ宣伝になりますが。(笑)
平成31年4月末・・
遂にエイトノットさんとエンフリーがコラボレーションした燻製も作れる薪ストーブ、「Eight Knot e-plusが産声を上げます。
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