断階調整ダンパー付き薪ストーブのご紹介

金子稔

金子稔

テーマ:薪ストーブのいろいろ

触媒式の薪ストーブの中でもダンパー構造がスライド式の薪ストーブをご紹介させていただきました。

今回は従来式の上下式ダンパー付きのストーブについてのお話をさせていただきたいと思います。

一般的なダンパー付きの薪ストーブは、ダンパーがおおよそ90度の角度で床面に対して水平~垂直方向に開閉します。

蓋がバッタンバッタン。

完全に開いているか、完全に閉じているか。

途中で止めることはできません。

※煙突ダンパーは断階調整可能です。

このダンパー式の場合に起こる不具合というのがあります。

ダンパーと受け口部分が変形します。

高熱による影響を受け、更に衝撃が加われば・・・

たしかにストレスが加わる場所ですから仕方ないです。

よっぽど優しくダンパーの開閉をしないと、部材が痛むわけです。

そこで考えられたダンパーシステムが2つあります。

① スライド式

② 断階調整機能

スライド式の触媒式薪ストーブの代表格がトラビス社の、ケープコッドです。

そして調整できる薪ストーブがこちらのライデンです。

トラビス社 ライデン

左後方のレバーとギアで一気に開閉する衝撃とは無縁の操作性を実現しています。

ライデン

そしてこのライデンの灰受け部分は、ボールベアリング機能ですのでスムーズで高い気密性を実現しています。


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【薪ストーブ住宅コンサルティングのエンフリー】

http://woodstovemeister.com

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金子稔
専門家

金子稔(建築家)

エンフリー

薪ストーブ、ペレットストーブ専門の住宅コンサルタントとして、新築住宅の間取り設計段階から丁寧なアフターフォローまで、快適なストーブライフを送るためにさまざまなアドバイスをさせていただいております。

金子稔プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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