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金子稔

薪ストーブ住宅コンサルタント

金子稔(かねこみのる) / 建築家

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煙突角トップ

2012年9月10日 公開 / 2014年7月3日更新

テーマ:煙突トップの種類

コラムカテゴリ:住宅・建物

煙突の施工は、意匠との絡みがあるので設計者とお施主さまとがしっかりと打ち合わせをする必要があります。

今回ご紹介するのは、『角トップ』という部材による収め方です。

屋根面からチムニーという煙道(サンタクロースさんも通れるような)を立ち上げて、その中を煙突が通り、煙突先端は角トップによって見えない施工方法です。

角トップ

角トップによる施工の特徴を簡単に列挙します。

①煙突の高さは、角トップカバー下で止める必要があるので、高さを稼ぎたい場合には、チムニー自体を高くする必要がある。

②ススやタールが付着しやすい鳥除けネットによる目詰まり障害が比較的おき難い。

③一番高価な部材である。

角トップカバーを外したとこと
煙突内部
※他社様施工物件の煙突掃除の時の画像です。

④丸トップに比べて、角トップ自身の断面が大きいので掃除は大変である。

⑤どちらかと言えば、洋風モダンの家に合う。

ものすごく大雑把ではありますがこんな感じです。

次回は、チムニーフラッシングについてお話します。

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