キーワードは「清楚」！お見合いで“失敗しない女性の服選び！”

お見合いの服装では、流行を追ったファッションや高価なブランドはおすすめできません。服装を選ぶ際に心がけてほしいのは、「女性らしく清楚」なイメージです。女性にしか装えない、やわらかく明るい色合いのワンピースなどを選びましょう。

女性にとって流行のおしゃれでも男性にとっては違う？

人生を左右することになるかもしれない「お見合い」。男性に好まれる服装が正解なのだろうということは、多くの人がわかっていることだと思います。

でも、おしゃれに自信がある人の中にはがんばり過ぎて、男性が気後れしてしまうような装いになってしまうこともあります。

おしゃれが好きで、最先端の流行を取り入れたファッションを楽しむ女性も少なくないでしょう。ときには、巻き髪でゴージャス感を演出したり、ネイルで指先を彩ったり。ハイブランドの上質なバッグも、毎日がんばっている自分へのご褒美です。

おしゃれは自分の気持ちを盛り上げてくれる魔法です。おしゃれをすることで、自分に自信が持てたり、毎日を楽しく過ごすことができます。

ただし、女性には大人気のファッションが、男性に受け入れられるかどうかというと、必ずしもそうとは限りません。

さらに、みなさんがお見合いをするのは結婚を望んでいる男性です。派手なアクセサリーや高価なブランドバックを持つ女性を見たら、自分の手には負えないと逃げ腰になってしまうかもしれません。

服選びのキーワードは「清楚」

結婚を考える相手に望むのは、つつましやかで女性らしい雰囲気です。自分にはない、やわらかな女性に惹かれるのです。個性が強いファッションや派手な装飾品は好まれません。

女性と男性では、おしゃれに対する考え方に違いがあります。
女性は結婚相手や結婚後の生活にも、自分が理想とするセンスを求めがちです。一方、男性は妻となる女性に過度なおしゃれを望んではいません。女性の間では当たり前のような「こなれ感」「抜け感」だって、男性からすれば何のことやらさっぱり理解できないという人がほとんどです。

では、どんな服装が好まれるのかといえば、ずばり「清楚」です。柔らかなパステルカラーの、ふんわりとした素材の膝丈ワンピース。イメージするならば、女子アナのようなファッションでしょう。

清潔感があり、女性らしいかわいらしさが感じられるような服装です。男性は結婚生活に癒しを求めています。この人と結婚したら、毎日おだやかに幸せに過ごせるだろうなと想像させられるかどうかがポイントです。

相手に好印象を与える服装

お見合いの場で、第一印象でお相手に好まれる服装は、「女性らしい」ファッションです。男性が「素敵だな」と心を動かされるのは、男の自分では着ることのない女性らしい洋服です。つまり、明るい色合いとやわらかな素材感、デザインも体のラインを強調しすぎない、ソフトなシルエットです。

具体的に当てはめていきましょう。

まずはスカートです。シルエットはタイトではなく、ふんわりと広がるAラインがおすすめです。色は原色ではなく淡く明るい色合いで。スカートの丈は長すぎると重苦しいので、軽やかで脚を見せる膝丈くらいがよいでしょう。

トップスはしなやかな素材のブラウスやシャツでまとめますが、コーディネートに困るくらいならばワンピースも間違いありません。男性でワンピースが嫌いという人はまず聞いたことがありません。肌が露出しすぎるようならば、カーディガンを重ねましょう。

服装が決まったら、細部にも気を配りましょう。髪型はふんわりとおろして、きっちりとまとめすぎないように。

ヘアカラーも、落ち着いたブラウン程度がよいでしょう。アクセサリーはイヤリングとネックレスを、小ぶりなものをさりげなく付ける程度に。メイクは凝る必要はありません。意識すべきは、血色よく明るい顔立ちにすること。男性はメイクの色味だけで化粧の濃い薄いを判断することがあるので、ナチュラルカラーでまとめた方が印象よく、そして上品に仕上がります。

靴は足元をきれいに見せてくれるヒールがおすすめです。ヒールのないフラットタイプよりも、5センチ程度のヒールがある方が足もキレイに見えます。ストッキングは黒よりもナチュラルな色がさわやかです。

避けるべき服装

お見合いの席で避けるべき服装はどんなものかというと、TOPにそぐわないものです。会場となるホテルのティールームなどに不釣り合いなダメージジーンズ、部屋着のようなラフなTシャツなどは本人も落ち着かないでしょう。

また、男性受けするだろうと胸元が大きく開いたカットソー、目のやり場に困るようなミニスカートもいけません。露出が多い女性は遊び慣れていそうだと、お見合いの場では敬遠されるだけです。同じ理由から、紫や赤、黒などの派手な色や奇抜なデザインも好ましくありません。真っ赤な口紅や濃いアイシャドウも、きつい印象を与える可能性があります。

センスに自信がある人がふだん身にまとっているような、個性的で攻めたファッションも親しくなるまでは控えておきましょう。最初から強い個性をぶつけられると、男性は怖気づいてしまいます。

お見合いファッションで忘れてはいけないことは、自分の個性を主張するよりもお相手がどう思うかを基準に考える相手目線です。媚びるわけではないのです。相手の気持ちを考えて自分を変えていけるかどうかは、結婚後の二人の生活でもとても大切なことです。男女がよい関係を築くためには、互いの価値観を尊重することがカギとなってきます。