シングルマザーが再婚を考えるきっかけ・タイミング

近年の離婚割合は、3組に1組。結婚した夫婦の3組の1組が離婚していると言われています。そして、再婚する女性も増えているのが現状です。

結婚に懲りたはずのシングルマザーが、子どものためにも、自分のためにも再婚を考えるきっかけはいろいろあります。　
シングルマザーが子どもを抱えて再婚する場合、子どもの年齢、性別によってタイミングは大変重要です。

現在の離婚率と再婚率の状況

近年、わが国の離婚率は年々増加傾向にあり、現在では「3組に1組」といわれています。

しかしながら、全婚姻件数に対する再婚率では、平成5年には夫が12.7％、妻が11.1％であったのに対し、平成20年をピークに横ばいを続け、平成23年には夫が18.1％、妻が16.0％と増加していることが、厚生労働省の調べでわかりました。

離婚する女性も多いですが、再婚をする女性も少なくありません。それだけ「結婚」は素敵なことだと言えるでしょう。

一度は、残念ながら離婚を選択した女性が、また結婚しようと決意するのはなぜでしょうか。それには結婚を経験した人ならではの、きっかけとタイミングがあります。

シングルマザーが再婚を考えるきっかけ

離婚をしたときに、「結婚はコリゴリ！」と思った人も少なくないはず。それでもまた「結婚したい」と思うきっかけで一番多いのは、「子どもの父親が欲しい」ということが理由の一つとしてあげられるのではないでしょうか。

反対に子どもが「ママを心配して」というケースもあります。保育園などの運動会で、夫婦で参加している様子を見て「ママがかわいそう！」と思うのだそうです。

そのほか、「離婚をしてから時間が経過して、また結婚したくなった」「再婚したいと思える男性ができた」などの理由があげられます。

子どものことだけでなく、「自分自身の将来に不安を覚え再婚を意識する……」というのも、理由として多いと思います。

シングルマザーの再婚。カギを握る子どもとそのタイミング

子どもがいるシングルマザーが再婚する際、子どもの年齢などがポイントになってきます。子どものことを第一に考えているお母さんたちは、再婚のタイミングを子どもの年齢で決めるケースが多いのです。

子どもがまだ父親が欲しい年齢、2～3歳くらいであれば再婚相手を素直に受け入れることができ、再婚相手となる男性も子どもがなついてくれることが嬉しいので、子どもとの関係はうまくいく可能性は高くなります。

また、子どもが大きくなり、高校生や大学生であれば、ある程度大人の考えもできるようになり、母親の再婚に前向きになって応援してくれるケースも多いようです。

一番難しいのは、小学校高学年や中学生くらいの多感な時期でしょう。男の子なら母親をとられるような気持ちになることもありますし、女の子なら再婚相手を異性として捉えてしまうこともあるでしょう。
思春期の大事な時期は、精神的にダメージを与えないよう、交際や再婚について十分に配慮する必要があります。

お相手を選ぶ際、「この人は、父親に向いているだろうか」「良い父親になってくれるのだろうか」と、子どもにとって良い父親を選ぼうとするお母さんたちの気持ちもわかります。でも、お母さん自身の人生も大切に考えていただきたいと思います。「自分にとって良いお相手なのか」ということを念頭において、お相手探しをしてください。

人生をともに歩むパートナーを探す際の伴走者として、私ども結婚相談所のカウンセラーをお選びいただけると幸いです。

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