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檀家であるという事、檀家を離れるという事

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テーマ:宗教のこと

皆様、こんにちは。

前回の続きを書いていきたいと思います。

お墓を撤去して檀家から離れる。一般的に離檀と呼ばれる行為ですが、この離檀を考える前に、そもそも「檀家」とは一体何なのか、という事を知っておく必要があると思います。

以前書いたコラムに、檀家についてまとめたものがありますので、ご一読いただければ幸いです。

改めて考える「檀家」の事
檀家制度は何故生まれたか
檀家制度の変化~現代の事情
檀家であるということのメリット/デメリット

守って欲しい寺院と、守れない檀家の実状


お寺を守り支えるのが檀家本来の役目ですが、遠方にあるためお寺に立ち寄る事も出来ない、そもそも跡継ぎがおらず、檀家として活動する(あるいはお布施をする)事も出来ない、となれば、お寺を支える事など出来ませんから、離れざるを得ないという実状も確かにあります。
しかしながら、寺院からしてみれば、お寺を支えてくれる檀家さんがどんどん減っていっては、お寺の存亡に関わるという事になります。寺院の心情としてその事そのものは理解できます。

ここで問題になってくるのが、檀家を離れて欲しくない、あるいは、檀家を離れるならせめて幾ばくかのお金を残していただきたい・・・という思いから「離檀料」というお金を請求するお寺が出てきた、という事です。

次回はこの「離檀料」について、私の見解を述べたいと思います。

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二上昌弘(葬儀)

株式会社二上家

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