国内随一のピンク系みかげ石:「万成石」
皆様、こんにちは。
今回は墓石工事をする際の規定が無い、寺院墓地や共同墓地で建墓をする際の注意点について書いていきます。
参考にしたいお墓を見つける
工事規定が無い、という事は、決まった墓地の中であれば、どんなお墓を建てても良い、という事になります。前回も書きましたが、「何をしても良い」と言われると、かえってどうしたら良いか分からない、となってしまうことが往々にしてあります。ましてや、お墓を建てるという事は、一生に一度有るか無いかの事ですから、予備知識も無いゼロからのスタートになるわけです。
そこで、まずは「こんなお墓を建てたい」という参考にしたいお墓の目星を付けるところから始めると良いと思います。墓石の形や外柵の形、石の種類についても、参考例があると無いとでは話の進め方が違ってきます。同じ墓地の中で参考例が見つからなければ、近くの霊園に行ってみるのも良いでしょう。
図面と見積は2~3種類
建墓に正解というものはありません。色々なアイデアを盛り込みたい、色々なパターンの石種を試してみたいという気持ちは分かりますが、正解が無いため、沢山の図面を作成してもらい、見積をもらってしまうと、迷うばかりで決めることが出来なくなります。上記のように参考例を見つけたら、その参考例に沿って2~3パターンに候補を絞りましょう。
次回は、いわゆる「相見積もり」について書きたいと思います。