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文字原稿の作成

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テーマ:墓石のこと

皆様、こんにちは。
今回は墓石に彫る文字の原稿を作成する事について書いていきます。

どこに・何を・どんな文字で


石材店によって手法や書式は変わりますが、墓石に彫刻する前に、彫刻内容の原稿を作成します。
墓石のどの部分に、何という文字を彫るか。書体はどうするか。これらのことを詳細に取り決めた書面を作成します。当社の場合は、作成した原稿を元に、墓石と同じ大きさの紙に実寸大の文字を印刷し、お客様にご確認いただいています。文字の大きさや書体のイメージが違った場合、もう一度作成し直すこともあります。

確認は慎重に


上記したように、お客様に確認していただくための用紙を送付しているのですが、お客様からの確認印ももらった後、いざ、彫刻してみると、お客様が確認を怠っていて、間違った文字を彫ってしまったというケースがままあります。当然ながら、一度彫刻した文字は簡単には消えません。彫刻した分の石を削って彫り直す、ということになってしまいます。特に墓石の正面文字は深く彫りますから、その分、多く削らなければならず、場合によっては墓石の作り直しをしなければならないという事もありえます。

特に戒名に使われている文字、故人が亡くなられた年月日、家紋に間違いが出やすいです。「大丈夫だろう」ではなく、しっかりと確認されることをお勧めします。

工事契約で石も決まり、彫刻内容も決まりましたら、いよいよ墓石の製作に入ります。次回のコラムから、墓石の製作工程について書いていきます。

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二上昌弘(葬儀)

株式会社二上家

墓石は、伝えたいメッセージや残したいことを形にするもの。その想いを大切に、品質の高い石選びから、デザイン性に優れたものまで、世界に一つしかない墓石を提供。アフターサービスも充実しています。

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