県営霊園が計画された背景

2016年2月14日

テーマ：お墓に関する社会のこと

コラムカテゴリ：冠婚葬祭

コラムキーワード：お墓

皆様、こんにちは。
今回は、県営霊園が計画されるに至った背景について書きたいと思います。

ベッドタウンとしての埼玉県

そもそも、埼玉という県は、東京のベッドタウン的な位置付けの街が多く、他県からの移住者が多い地域です。その為、県民の方が亡くなると、元々地元にお墓があるという人よりも、新たにお墓を探さなければならないという方が多く潜在している地域でもあります。高齢化社会を迎え、死亡者数が増大する一方である現状では、「埼玉県民のためのお墓」が必要になるという事は、間違いない事ではあります。

規制強化が足枷に

一方、前のコラムにも書きましたが、墓地埋葬に関する法律の改正によって墓地の経営許可権が市に移管されたため、厳しい条例が敷かれる事になり、新たに墓地の開発をしていく事が難しくなってきました。結果、需要が増えるけれども供給が追いつかないという状況が生まれてしまったのです。

この需給ギャップを埋めるために、県営霊園の計画が立ち上がったのですが･･･計画内容は偏りのある物でした。
次回に続きます。

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