Amazonでお坊さんが呼べる時代
先日、お客様からこんなご相談をいただきました。
「普段、あまりお寺に行かないのに、お寺から寄付の依頼が来た。あまり払いたくないのだが、どうすればいいか?」
檀家さんからお寺への寄付というものは、強制ではありません。ですから、寄付金を払わなくとも特に問題は無い・・・のですが、そうは言っても、何となくバツが悪い思いをされるのではないでしょうか。寄付金はそれぞれのご家庭で出せる範囲で良いので、一口~円という指定があれば一口でも良いですし、特に指定が無ければ、ほんのお気持ち程度でも良いと思います。
できれば「寄付を払わされている」という感覚を持たないでいただきたい、と思います。お寺へのご寄付や護持会費は、お寺を維持するために必要なお金ですが、お檀家さんがお寺を支えることにより「いざという時」お檀家さんが頼りに出来るお寺さんでいていただけるわけです。お寺とお檀家さんはお互いが支え合う、相互扶助の関係であるべきですし、双方がそういう想いを持っていないと、関係性が崩れてしまうと思うのです。
檀家離れ、という言葉も良く聞きます。一方で檀家さんであることのメリットもあるということを知っていただきたいです。