路線バスが増発する民営霊園
今日からお墓(墓地)選びのポイントについて、何回かに分けて書いていこうと思います。
自分の家のお墓がない、となりますと、まずは墓地探しから始めないといけません。
前のコラムで墓地の種類について書かせていただきましたが、墓地探しに際しては、どの種類の墓地にお墓が欲しいか、というところを考えるところからスタートします。
公営墓地、寺院墓地、民営墓地、共同墓地、それぞれの墓地について、条件が異なりますので、条件を踏まえた上で墓地の選定に入ります。特に公営墓地は、居住者制限(公営墓地が存在する自治体に、○年以上居住していないといけない)や、未埋葬のご遺骨があるかどうか(生前での申し込みは受け付けない)など、チェックすべき項目があります。
寺院墓地は檀家さんになることが条件となりますので、基本的に、ご自身(ご実家)がその寺院と同じ宗派であることが求められる場合があります。寺院によっては、過去の宗派は問わないが、墓地を購入した時点から宗派を変えることが条件となっているところもあります。
共同墓地については、以前に書いたように、基本的に地縁がある(例えば、同じ共同墓地の中に親戚がお墓を持っている)事が前提になります。引っ越してきたばかりの家の近くに空いてそうな墓地があったとしても、既に持ち主が決まっていることも多いですので、まずはその墓地を持っている方に相談するところから始める必要があります。
ほぼ無条件と言えるのが、民営霊園です。購入される方の宗旨宗派は問いません。(無宗教でもお墓が持てます)居住地の制限もありません。生前に将来のために購入することも出来ます。霊園によっては、使用規則で条件を設けているところもありますので、霊園の案内を受ける際は、使用規則の確認もしましょう。